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サッカー観戦日記
by T.K.
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■京都高校新人戦準々決勝 4試合つまみ食い観戦記
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五番−九番−−十四−七番 八番−六番−−七番−九番
十二−六番−−三番−二番 二番−十二−−三番−五番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

例年洛北は大会ごとにスタメンを固定し、組織力を高める。新人戦も例年はそのはずだった。しかし今回のチームは組織力がイマイチ。というよりあえて組織力を高めていない印象。レフティーの11番が引き気味で変化をつける。立宇治は2番の攻め上がりや14番の視野の広さ、7番の突っ込むドリブルなどが目立つ。6番はレフティーでフィードがいい。ずっと立宇治ペースで、23分、タテ一本から10番が右シュートを決めて1−0。そして25分には混戦から左の8番? が決めて2−0。もう一方のピッチを見るため30分で後にする。なお後半終了間際に再び観たときには4−0になっていて、その後洛北が4−2に追撃した。そして最終スコアは5−3で立宇治の勝ち。


京都高校新人戦準々決勝
東山−久御山
太陽が丘球B 2月11日 13時30分 ピッチ並 晴れ

東山           久御山
−−−十四−−十九−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −二十−−十番−−七番−
二一−二十−−八番−五番 −−−十四−−二三−−−
二番−二四−−三番−誰々 四番−六番−−十三−二番
−−−−−誰々−−−−− −−−−−誰々−−−−−

東山14番は明らかに鎌田大地。久御山が布陣が流動的で分かりにくい。14番と23番は最終ラインまで引いたかと思えば最前線まで持ち上がるし。10番と20番のポジションチェンジも激しい。4番の位置取りは非常に高いし、固定なのは右ウイングの7番とCF9番だけといっていい。このアンバランスさを東山に突かれる。6分、右スペースに流れた東山M鎌田がタメて20番が正面フリーで決めて1−0。13分、久御山は2番→23番→7番→9番PP→7番と流れるようナパスワークから7番シュート、サイドネットに外れる。しかし16分、東山16分、ロングボールに抜け出したM鎌田が右から切れ込んで左に出して19番が落ち着いて決める。2−0。20分にはまたもM鎌田が右を突破し切り返してシュート、決まって3−0。久御山は左サイドバック4番の裏を突かれっ放し。その後14番や23番が言い持ち上がりをみせたり、10番が鬼神の中央突破見せたりと個々の打開力は素晴らしい。9番は高さも強さも無いけど流動性を高める役割は果たせている。つまり言いたいのはスコア上大差がついたが、久御山のポテンシャルは高いということだ。自陣でドリブルをカットされたり、奪われ方が悪すぎるだけで。最終スコアは4−0。ハーフタイムで帰ったが。



はっきり強調しておきたいのは、今年も京都のレベルは高そうだということ。東山の強さが目立ったが、京都橘も立宇治も強いし、洛北や久御山も化ければ面白い。菟道は10番が変化をつけられるだけに、今年は戦い方を工夫できるだろう。大谷はダークホースになりうる。力量的には落ちると思った山城にせよ結果は出しているし、全国レベルの高校は多い。やはり関西ではベスト8は京都が楽しい。

02月11日(火)
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