ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権京都大会決勝 洛北−京都橘
    6 志知大輝  2年 162 FC Alma 大垣
    8 藤村洋太  3年 168 京都JマルカFC
   11 中野克哉  2年 166 FC NARATESRO U−15
FW  7 宮吉悠太  3年 172 J−FORZA
   10 小屋松知哉 3年 170 宇治FC

試合開始。圧倒的なパス回しを誇る京都橘に対し、洛北の策が気になっていたが、答えはハイプレス。バックラインを大胆に上げて最前線から追いかけまわし、橘を自由にさせない。これに対し立花の策は後方で丁寧に回して相手の消耗を避けるのではなく、徹底的にオフサイド覚悟の裏狙いで、洛北を押し下げることだった。しかし洛北は一向に下がらない。そして統率の取れたバックラインは小屋松らの快速突破を許さない。10分、F宮吉の左CK,これはGK@山本キャッチ。この山本は上背はないが、抜群の安定感。橘のGK@永井ほどではないが、いいGKだ。指示の声も出ている。13分、洛北、左FK,F伊藤のキックは合わず。直後に橘I宮吉が突っかけて切り返しで左足シュート、ワンタッチあってGK@山本キャッチ。洛北もA高野がロングスローの名手でH弘田ヘッド、上に外れる。決定機。この高野のロングスローはずっと橘を苦しめることになる。17分、橘J中野カットからスルーパス、しかしI小屋松の前でDカット。やはり警戒が厳しい。20分橘右CK、J中野の左足は中でDF触り左CKへ。F宮吉のキックにファーで林が競り合い、GKパンチ。右CKへ。しかしJ中野のキックは中にこぼれるがDFクリア。その流れをI小屋松が右突破、クロスはこぼれてオフサイド。22分、橘J中野タテに仕掛けてI小屋松へ、しかしオフサイド。洛北は何度か左スローインがあるが、全部高野がロングスロー。28分、洛北F伊藤の左FK、中でクリア。洛北はエースI中大路がスピードを発揮できない。有名選手だけに警戒が厳しい。F伊藤が捌き役となって左右に振り分けるがクロスまでは行けず。しかし猛烈なプレスにより橘のクロスも防いでいる。37分、洛北のハーフ付近のファウルにより橘FK、これを裏に出し中でクリアをF宮吉ミドルボレー、GK正面。いいシュート。決定機。39分、洛北、左CKで伊藤が蹴る。橘はゾーンで守る。短くつないでF伊藤シュートもGK正面。40分、橘右スローインのクリアをDFの裏をとったI小屋松が右シュート、GK@山本もよく触るが、右隅に決まる。0−1。ここでタイムアップ。

前半シュート数2(1)対3(3)、クロス数3対2、ファウル数7対7。まさに我慢比べだった。洛北は80分スタミナが持たないサッカーをしているので、1点ビハインドになった状況でのプランBが楽しみだ。


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11月17日(日)
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