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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権関西予選準決勝 桐蔭−日ノ本 大商−精華
18分、日ノ本、F林の右クロスをJ池尻が左からシュート、決まって0−1。日ノ本は4−2−3−1と表記したが、左右対称というわけではない。まずE矢沢が引き気味。確実なキープでボールを落ち着かせ、組み立ての起点となる。G小島は伸びるキックを持っており、展開やセットプレーで脅威。I入江は相変わらず受け方に工夫があって後ろ向きに受けてもターンして前を向くし、そもそも半身でいいポジショニングをとるからすんなり前を向いてドリブルを仕掛ける。A羽座は凄まじい寄せの鋭さでカウンターを潰しまくる。フィードも凄い。ちなみに兄は大阪桐蔭のFWだったが、この日は兄の母校の前に立ちふさがる。H中井は強靭。U−18代表のLB万屋がベンチにも入らず。怪我。しかしC松本も右利きの小刻みなドリブルで左をかき回す。実力的には明らかに日ノ本が一枚上なので、桐蔭は引いてブロックを作りスペースを潰す。それでも入江にドリブルを許す辺り、先天的なセンスの差を感じる。ドイスボランチは1年生なので経験不足なだけかもしれないが。28分、桐蔭H呉屋が絶妙な右クロス、中にこぼれM村松左シュートが左に飛ぶがGKキャッチ。決定機。38分、日ノ本I入江が強引に切れ込み狙うも体を入れられる。41分、日ノ本、右50度30mFK、G小島のキックはファーでクリア。結局45分ハーフの前半は0−1で終了。

後半3分(48分)、日ノ本、リズミカルなパスワークからF林が右寄りから切れ込み左足シュート、わずかに上。惜しい。決定機。51分、J池尻のやわらかいクロス、H小島ぎりぎり届かず。桐蔭は前から追いかけ始めた。53分、日ノ本C松本が右足で左クロス、H小島逸らすが誰も詰めていない。54分、日ノ本F林が深く切れ込み右クロスはカットされ右CKへ。小島のキックは逸機。56分、桐蔭J長谷川→Q中西今日子(3年)。2トップ変わらず。57分、桐蔭H呉屋が右で1対1、C松本を抜き去るがB川井が好カバー。呉屋はなかなかいい選手だ。というか桐蔭の中盤は守勢には弱いが、ポテンシャルは高そうだ。59分、日ノ本C松本が左で1対1を仕掛けて切れ込み、クロスをF林が折り返すもカットされる。松本は攻撃力だけなら万屋に引けを取らないかもしれない。左足でクロスを上げられないので、必ず切り返すけど、決めてかかったらタテに切れ込むし。60分、日ノ本F林→M八坂芽依(2年)。CFに入り、H中井が右ハーフに。この時間帯E矢沢が明確に1ボランチ。G小島が左の上がり目、I入江が右の上がり目。64分、I入江が中央突破、シュートは弱い。64分、G小島が大きな展開、右のH中井がクロスもカットされる。この時間帯、日ノ本は勝負を決めに来ている。桐蔭とすれば耐えて勝機を待ちたい。70分、桐蔭、O田中→G船越結衣。同じボランチに入った。さつき攻撃的な選手だが、田中も攻撃的な選手だし、フォーメーションを微妙にいじったのかもしれない。72分、日ノ本J池尻、左足ミドル、わずかに外れる。惜しい。素晴らしいキック力。75分、桐蔭サイドチェンジ、F持田1対1を仕掛けるが決断が遅く囲まれる。C上西→E中山(2年)。78分、日ノ本、左でタメて中のG小島へ、ドリブルで仕掛けI入江へ、決めて0−2。80分、M八坂のカットから猛スピードで突っ込み1対1を決める。0−3。これで勝負あり。桐蔭N永野→L和木春奈(2年)。84分、日ノ本I入江→Q松宮れみ。89分、日ノ本、B川井→O國武愛美(2年)。J池尻→R岩田あかり。H中井→N鈴木綾華。結局0−3で終了。


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11月02日(土)
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