ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンス参入戦 履正社−郡山 近大新宮−神国大附 比叡山−立宇治
第2試合はなかなか注目のカードだ。近大新宮が昨年の選手権和歌山予選ベスト4。新宮といえばもともと和歌山市周辺〜有田付近のみ野球が盛んなために野球どころと誤解されている和歌山随一のサッカーどころ。しかし近年、初橋や近大和歌山の強化で埋もれてしまった。地元出身選手だけの新宮勢に対し、大阪から選手の流れる初橋などに対抗できなくなってきたのだ。それだけに近年強化してきた近大新宮への期待は大きい。対する神国大附は3月に県リーグ観たときに、これは全国制覇すら狙える戦力だと思った。2年生CB5番は体はできてないけどジャンプ力とか寄せ方とか身体能力は高かったし、バックラインを押し上げての猛烈なプレスで何もさせなかった。だから高校総体予選で思いのほか早く負けたのが意外だった。今年観た兵庫のチームでは一番強いと思った。
プリンスリーグ関西参入戦1回戦
近畿大学附属新宮高校−神戸国際大学附属高校
堺S8 10月12日 12時 ピッチ人工芝 晴れ
近大新宮 神国大附
−−−九番−−七番−−− −−−十番−−十一−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−八番−−−−−
十八−三番−−八番−二番 −十七−−七番−−二十−
五番−四番−−二四−十四 十八−四番−−六番−三番
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−
近大新宮はすぐに18番が素晴らしい選手であることがわかった。遠くが見えていてスルーパスが出せて、自ら突破もある。いきなり左シュートは右ポストをたたく。決定機。8番はセットプレーで伸びるストレートボールを蹴っていて面白い。神国大附も8番がFK担当。12分、神国大附、ロングボールに11番落として10番、左シュートも近大新宮GKセーブする。超決定機。両者極めてコンパクトなサッカーをしていて、高いバックラインの裏を狙い続ける。24分、近大新宮、右FKに8番のボールに競り勝って9番シュート、上に外れる。決定機。32分、近大新宮、2番に警告。神国大附10番の突破をとめた。神国大附はCB主将の4番が堅実でリーダーシップもある好選手。34分、近大新宮、ロングボールのこぼれを18番シュート、セーブ。決定機。36分、神国大附LB18番ふわりとした左クロスに10番がGKに高さで競り勝ち0−1。近大新宮GKは小さすぎる。普通決まらないゴール。直後に神国大附8番のパスを20番右シュート、決まって0−2。20番はタテへの仕掛けが鋭い。40分、神国大附7番からスルーパスが10番へ、しかし近代和歌山GKキック。42分、神国大附、右FKをGK飛び出してパンチも無人のゴールに11番蹴りこむ。0−3。直後には神国大附11番のカットから10番へ、決まって0−4。結局前半は0−4で終了。シュート数5(3)対6(6)、という数字から両者シュート精度は悪くないことがわかる。しかしチーム力の差は歴然としていた。近大新宮も決して弱いチームではないのだが。
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10月12日(土)
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