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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会 女子準決勝 日ノ本−精華 男子準決勝 野洲−洛北
立ち上がり、精華が細かくつなぐ。しかし日ノ本も猛烈なプレスで、サイドチェンジする余裕を与えない。裏も警戒して精華のサッカーがどんどん小さくなっていく。また体重差そのままにパワーに差があって、日ノ本はガッチリ身体を入れてキープし、奪われない。おそらく精華はフィジカルトレーニングをほとんどしておらず、日ノ本はかなり時間を割いている。矢沢と小島のボランチコンビのキープ力は強烈。そしてカウンターから入江のドリブルを生かす。6分、日ノ本B川井の右クロスをH中井シュートもバーを叩く。決定機。8分、日ノ本カウンターからH中井が抜け出し、浮かせて決める。1−0。日ノ本はM鈴木が左足でいいクロスを上げる。サイド攻撃が今年も強烈。また精華は繋げるものの、突破は出来ない。これは日ノ本の集散の速さにも因る。常にカバーがおり、ショートパスにきっちりついていき、大きな展開も出来ないから1対1の状況を作れない。守備のいい日ノ本が先制することで、日ノ本の守備が冴えてくる。精華は攻めあぐねている間に、20分、日ノ本H中井の右クロスをI入江が飛び込むが当たりそこね。決定機。入江は万屋に次ぐくらいの相当レベルの高い選手だと思う。なんか日ノ本の攻撃の全てを託されている感じがする。21分、日ノ本M鈴木の落としをD万屋左クロス、ピンポイントでR八坂へ、しかしスライディングシュートは届かず。このクロスは超高校級でしたね。22分にはD万屋は左を高速突破からマイナスのクロス、中でカット。精華のRB小路も相当いい選手だが、身体を入れられたら厳しい。奪えないことを前提に、決して外されない守備で併走するしかないと思う。33分、日ノ本、R八坂へのパスを落とし、I入江が左シュートもサイドネット。決定機。結局前半は1−0で終了。

シュート数7(3)対2(2)、GK数は1対5、クロス数5(2)対1(1)、ファウル数4対3。日ノ本が押していたのは事実だが、精華も想定内だろう。両者妥協点上でノプレーというか。むしろ飛ばし気味の日ノ本が前半で勝負をつけられなかったのが痛い。

後半開始。37分(後半2分)、精華、右CKゲット。これをM伴からH谷口ヘッドで決める。1−1。単純の高さのキック精度なら精華も勝負できる。直後に日ノ本も左CKが合ったがB川井の前でカット。43分、左80度35mFK、D万屋入れるがG小島の前でカット。46分、日ノ本M鈴木→23(プログラムに記載なし)、FWに入り、R八坂が左ハーフに。48分、日ノ本D万屋が突っ込み左シュート、正面。49分、精華、ペナ左FKI園田が左足で入れるが合わず。52分、精華GKがクリアミス、日ノ本E矢沢が狙うがGKキャッチ。日ノ本、左CKでG小島が右足で入れたがファーでO國武のシュートをクリア。日ノ本R八坂→F林咲希。髪長い。いつの間にか精華B山邑佳奈子が右ハーフに。24分、精華S大八木→D山下愛里。FWに。この時間帯、精華が体力負けしている。コンタクトプレーに加え、精華だけ2試合目で、昨日よりもはるかに運動量も多い。日ノ本のダッシュについていけなくなってきた。I園田も足を攣っている。65分、日ノ本I入江が右スペースへ突っ込みドフリーで右クロス、中でカット。決定的なクロスだった。ロス2分、日ノ本、GK@木村→S池尻凪沙。明らかにPK戦用のキーパー。結局1−1で終了。全国行きはPK戦で決めることになった。

日ノ本A羽座、成功。左へ。
精華I園田、失敗。バー。右足だった。
日ノ本I入江、失敗。バー。
精華22加島、成功。右上。
日ノ本G小島成功。逆を突いて右上へ。
精華M伴、失敗。セーブ。弱いキックだった。
日ノ本E矢沢、成功。左上。
精華F金塚、成功。右。
日ノ本H中井、失敗。上に外す。
精華H谷口、成功。右上。

ここからサドンデス。

日ノ本D万屋、成功。左隅へ。かなりレベルの高いPK。
精華E前澤、成功。右隅。
日ノ本F林、成功。GK動かず。
精華D山下右に外す。

結局PK戦で5−4で日ノ本が勝って全国へ。


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06月23日(日)
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