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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■高校選手権奈良大会決勝 奈良育英−香芝
キックオフからいきなり香芝攻め込む。１分、右クロスをN田中秀ヘッド、左に外れる。決定機。ＧＫが触っていたようで、左コーナーに。その左ＣＫ、田中知が直接狙うもセーブ。３分、香芝左７０度２５ｍＦＫ、G田中知は狙うも左に外れる。これもワンタッチあって左ＣＫへ。奈良育英E芳村はなかなか快速。強靭なＣＦQ有本はなかなかの逸材だ。O古谷の右クロスが水でスリップし、いい形に。しかし逸機。香芝はやはり守り倒すサッカーじゃなくて、ある程度パスを回し支配にかかる。藤岡はなかなか力強いＣＢ。田中秀は攻守に積極的。杉田も足元にボールが収まり、なかなか面白い選手。16分、奈良育英O古谷が４０ｍＦＫを狙い、右上を襲うがＧＫキャッチ。１７分奈良育英O古谷右クロス、香芝ＧＫ@青山が出るのを躊躇して危ない形。香芝B藤岡が膝を痛め、下がる。C投入。プログラムでは高田憲司となっているが場内放送では「ミワ」と聞こえた。２０分、香芝左ＣＫから大外でCヘッドも左ポスト。決定機。２１分、香芝、正面２０ｍＦＫ、G田中知（右足）とR杉田（左足）が構え、杉田はシュート、。左隅に決まる。０−１。香芝I吉本に警告。ラフタックル。２７分、香芝、右クロスをニアでＤＦクリア、右コーナーに逃げる。３３分、奈良育英左スペースをG藤本がうらに抜け、スライディングタックルをひらりと飛んでかわしマイナスのクロスをE芳村ボレーで決める。１−１。完全に崩した形。奈良育英B堀内に警告。ラフ。３４分、香芝R杉田に警告。ドリブルのタッチが大きくなって奪われたところファウルで止めた。杉田は相当のポテンシャルを秘めていると思う。奈良育英G藤本はなかなかのドリブラー。結局前半は１−１で終了。
雨のためスタッツはとっていない。小さなメモで取らざるを得ないためにスペースがないのだ。
ハーフタイムで香芝R杉田→E下地健太。B藤岡とR杉田は攻守の中心に見えたが、ケガか？香芝は左サイドの二人もレフティー。5分、奈良育英、右ＦＫをＤＦクリアミス、G藤本ボレー、上に外れる。決定機。７分、奈良育英G藤本左クロスがファーに飛んで右ポストを叩く。決定機。１０分、奈良育英J田中柊成（いつの間に入ったんだ？）がシュート、左ポスト直撃、こぼれをJ田中シュートもセーブ。超決定機。香芝N田中秀に警告。ラフ。１１分、奈良育英付近のＦＫ、G藤本？が入れてファーサイドネットに決まるが、ニアでファウルがあってノーゴール。観衆１５００人の発表。１８分、奈良育英右クロスのこぼれJ切り返し左足シュートが上を襲うもセーブ。決定機。２０分奈良育英O古谷→24細野仁（１年）。３０分、奈良育英N前田カウンター止めて警告。香芝O→21。３２分、奈良育英Q有本→H。３５分、H左シュート、セーブ。決定機。結局後半はスコア動かず。１０分ハーフの延長へ。
前半は香芝ペース、後半は奈良育英ペースだった。奈良育英はスピード豊にスペースを使ってくる。特にG藤本が身のこなしも良く、抜群の突破力。香芝はスペースを空ける動きが連動していて、さほど身体能力がなくても攻撃に繋げられる。技術もまずまずで、昨年までの守備的サッカーは限られた戦力で勝つためのもので、本来バランスの取れたサッカーがしたかったことが良く分かる。
延長開始前H→I道満奏太。香芝右ＣＫでN田中秀のキックを24辰巳がニアでヘッド、決まって１−２。香芝F高塚に警告。結局前半は１−２で終了。
延長後半、１分、奈良育英、左クロスを24フリーヘッド、右に外れる。決定機。３分、奈良育英、ワンツーで突破を図るも合わず。5分、香芝Q宮城→H松島淳雄。6分、奈良育英Iに警告。ＧＫに激突。結局１−２で終了。
実力も執念も互角だった。３年生で大学で即Ａチーム入りしそうな選手はいなかったが、楽しみな選手は多い。奈良育英G藤本は私好みのドリブラー。スピードもキレも抜群。Q有本もなかなかのタレント。香芝では交代したがB藤岡とR杉田が中心だと思うが、N田中秀も面白いレフティー。田中知は抜群の突破力。25浦野は守備のセンスがある。実に面白いゲームでした。
11月17日(土)
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