ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4377850hit]
■関西学生リーグ第16節 桃山大−立命大 阪南大−京産大
4分、立命大、裏へ浮き球パスを出しJ坂本がダイレクトループ、左に外れる。決定機。6分、桃山大J水頭切れ味鋭く左から突破からDFが飛び込めないのを見越してミドル。右隅に決まって1−0。10分、立命大C藤原のフィードに桃山大C宮崎がJ坂本が故意に倒し警告&PK。坂本が自ら逆を突いて左隅に決めて1−1。15分、桃山大C宮崎の右クロスに立命大GK21大西が桃山大H中東とぶつかってこぼれるがクリア。16分、桃山大が中でつないでいる間に、C宮崎がオーバーラップ、右サイド裏で受け、左足シュート、右に外れる。決定機。このあたりまで桃山大ペースだった。タテに早くてつなぎも良く、シュート一歩手前までは何度も行っていた。23分、桃山大、22松本が右クロス、H中東が落とし後方からN面家ミドルも左に外れる。決定機。28分、桃山大N面家に警告。カウンターを故意に止めた。このあたりから立命ペース。細かい中盤でのパスが繋がり始める。坂本もクサビに入り、前岡が裏狙い。しかしやはりシュートには持ち込めない。36分、桃山大左クロスを22松本ヘッドも左に外れる。44分、桃山大C宮崎→E中田。ケガによる交代ではないし、それほど不調にも見えなかったが、とにかく戦術的な交代ではなく、中田がそのまま右サイドバックへ。結局前半じゃ1−1で終了。
シュート数4(2)対3(1)、CK数3対1、GK数2対3、クロス数4対4、ファウル数7対2。結構立命も頑張っている。
後半に入る。48分、桃山大左CKに水頭ヘッド、右隅に飛ぶがGK大西セーブして右CKへ逃げる。57分、桃山大、中でつなぎN面家が右に出し、J水頭で右から仕掛け左足で逆サイドネットに決める。2−1。ちなみに後半からJ水頭が右、M畑中が左にポジションチェンジしている。桃山大ペースが続く。面家を中心に中盤を攻守に支配し、立命大と底力の差を見せ付ける。宮下も効いており、FWと阿吽の呼吸も合っている。そして71分、桃山大DFからM畑中が左で受けてGK大西の上を抜き、3−1。75分、桃山大、J水頭へ、シュートは左に外れる。決定機。75分、立命大F戸高→L日高、O垣根→33栗島。中盤を支配されて疲れていたし、やむをえないだろう。83分、桃山大M畑中→G大谷。84分、立命大C藤原→29茂。直後に左クロスをI淵本ヘッド、右に外れる。決定機。88分、桃山大22松本→33小松。90分、後方からのパスを33小松が受けてターン、右に出して、浮き球の折り返しにペナ内で小松飛び込むが届かず。決定機。結局3−1でタイムアップ。
後半はシュート数5(2)対3、CK数0対5、GK数3対3、クロス数1対5、ファウル数3対2。数字をみると立命大ペースに見えるが、実際は桃山大がうまくゲームを進めていた。力の差を感じるゲームだった。スタメンに4年生が7人もいるのだから、今年は優勝を狙うべきシーズンだ。中東も坂本も大学レベルなら十分だが、プロレベルを考えると物足りないと思った。中東は181cm75kgの体格ではガチガチのCFとしては無理で、大学でもサイドに流れ、仕掛けてパスというプレーを身につけた。ただチームからはCF的プレーを要求され、難しいところだし、坂本は以前は点を取ることだけに専念していたのが、ポストにも下がってくるようになって、そうなると得点力が落ち、悩んでいるように見える。両者より圍や草野、面家らのほうが輝いて見えた。
第2試合は暫定2位の阪南大と暫定10位だが、11位近畿大は1試合未消化で勝ち点差3、ただし得失点差は9リードという京産大の対決である。双方控え部員が大挙して訪れるが、京産大はいささかマナーが悪い。偏差値では京産大の方が上だし、集団としてはおおむねマナーは偏差値に比例するというのが私の考えだが、京産大サッカー部はどういう指導しているのだろう?チーム力としては小笠原侑生のワンマンチームだった頃よりはるかに上である。
関西学生リーグ第16節(後期5節)
阪南大学−京都産業大学
14時 キンチョウ ピッチ良 曇り
阪南大 京産大
−−−小池−−朴A−−− −−−松永−−佐々木−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
[5]続きを読む
10月14日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る