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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会女子準決勝 日ノ本−精華 男子2回戦 草津東−東山(観戦記アップ)
さてゲームは立ち上がりから日ノ本が攻める。3分、右クロスに日ノ本J大竹飛び込むが届かず。4分、スルーパスにI川原が抜け出し、落ち着いて決める。1−0。13分、E万屋の左足FKをJ大竹ボレーも左に外れる。17分、H中井が右で1対1、仕掛けて右クロスにJ合わせて決まる。2−0。19分、サイドチェンジからH中井が抜け出しGKと1対1、外してG入江シュートも左に外す。決定機。H中井はスピードがあってタテに仕掛ける迫力がある。万屋は相変わらず左足キックが正確。J大竹も中に切れ込んだりタテに仕掛けたりと面白い。一方の精華は耐えるのみだが、カバーがしっかりしているので、日ノ本相手でもある程度守れている。攻めはタテ一本のカウンターにならざるを得ないが。23分、E万屋のFKをG入江が決めて3−0。25分J大竹グラウンダー右クロスにG入江ファーでシュートも左ポスト。28分、日ノ本はH中井の右クロスをD小島空振り、G入江届かず。超決定機。35分、精華R谷口が左からワンバウンドのミドル、しかしここまでまるで出番のなかった日ノ本GK小高が後逸、3−1となってしまう。こういうゲームではGKは難しい。結局前半は3−1で終了。
シュート数7対1、力の差はあったが、精華は期待以上。私の考えでは全国トップクラスに5点差以内で喰らいつけば、戦えるチームだし、数年後には全国レベルに到達できる。
後半はシンプルに。43分、精華DFの横パスをカット、G入江がそのまま右シュートが決まる。4−1。不用意だった。直後に日ノ本J大竹→P矢沢未稀。54分、精華がタテ一本の攻めにR谷口抜け出しGKと1対1になりループで上を抜くも、緩くて戻ったDFにクリアされた。超決定機。谷口はハーフライン手前にいてオフサイドにならずDFの裏を狙うことだけを考えていたのだから、日ノ本DFはもう少し考えるべきだった。58分、日ノ本G入江→R八坂芽依。入江は鋭い突破を見せていた。63分、日ノ本、右CKをI川原ボレー。68分、日ノ本I川原→L高松真歩。F窪田→22吉田凪沙。結局5−1で終了。
精華の現時点の力には満足だ。初見だけど、全国制覇経験のある日ノ本相手に5点差以内なら、新興チームとして十分だし、強力な中学サッカー部があって京都の有力選手を独占できるなら、3年もあれば日ノ本と互角に戦えるようになるのではないか。大阪桐蔭は日ノ本を追いかけるうちに、全国で準優勝するまでの力を手に入れた。精華も今後が楽しみ。
日ノ本は1年生二人が良かった。万屋は上がりは少なかったが左足キックの制度でセットプレーも任されていたし、その前の大竹も攻撃面でなかなかの突破力を見せていた。中井もタテ突破が光った。入江はチーム随一の突破力を持つ。強力なCFがいれば、香川みたいにゴールを量産できるタイプ。ただフィジカルが弱い。日ノ本は全体にパンチが足りず、今年は全国トップクラスではないかもしれない。大商と互角のレベルとみた。多分今年の関西では大阪桐蔭と3強を形成しているのではないだろうか?
さて男子に移る。草津東はプリンス開幕節を少し観たときはかなり強い。全国ベスト8の力はあると思った。ところが先週の萩谷でのプリンス関大一戦では守備が冴えず、イマイチの印象だった。萩谷は雨がきつく、ピッチに水が浮き、走力に優る関大一が優位な面はあった。そこで普通の天候での草津東をフルタイム見れば、力が測れると思い、このカードを選んだ。対戦相手の東山もなかなか強力で、こちらも全国ベスト8、あわよくば全国制覇もある、と思っているチーム。京都では京都橘のほうが総合力は上だと思うが、CBも中盤4人もFWもよく、誰かが不調でも戦えるチーム。この組み合わせなら、草津東の守備も含めた総合力が少し分かるだろう。
近畿大会男子2回戦
草津東高校−東山高校
11時45分 堺S11 ピッチ人工芝 晴れ
草津東 東山
−−−番度−−村上−−− −−−鎌田@−岡−−−−
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宮崎−上村−−横山−門脇 大前−前田−−北村A森−
宝本−大内−−平井−田中 野谷−内山−−杉本−久保
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06月24日(日)
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