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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第8節 桃山大−関学大
立ち上がり、桃山大の大柄な2トップに関学CBコンビが対抗しきれない。押し込まれ猛攻を受けるがシュートは撃たせず。関学大は左右のCKを関が正確な左足で入れる。16分、桃山大I寺田がファーをよく見て絶妙な左クロスを入れるが、関学大O福森がよくついてブロック。福森は並の選手なら無理に寄せないところも能力が高いので寄せて一発で奪ったり、プレッシャーをかけてミスを誘ったりする。ドリブルに対する対応も安心してみていられるし、クロス最中に絞って勝てる。このまま成長すれば上のレベルでもやれる選手。18分、桃山大、右パスのこぼれを32須藤シュート、GKキャッチ。コース甘かった。決定機。関学大H浅香は必ず切り返して中に切れ込もうとするプレーが読まれていてかわせない。26小林はワイルドな突破が魅力だが、サイドでは関学大O福森に完敗。27分、桃山大DFの横パスを関学大H浅香がカット、シュートは右ポストを叩く。決定機。桃山大は時折イージーミスがある。つなぐ時と蹴る時があるが、DFがやや危なっかしい。35分、関学大右CKでM加藤からB井林ヘッドも左に外れる。決定機。36分には関学大がロングボールに33星野が裏に長躯走りこみボレーに行くが届かず。桃山大もI寺田突破、24中西にこぼれるがB井林クリア、右CKへ。41分には桃山大右で細かいパスから32須藤シュートブロックして右CKへ。45+1分、関学大のスルーパスにQ関、ターンを狙うが前向けず。結局前半は0−0。

シュート数3対6、CK数2対2、GK数5対7、クロス数9対8、ファウル数5対4。まあ互角の内容。しかし両者繋げていない。サイドにシンプルに出して突破を狙うサッカー。関学大は関に昨年の阿部の様な変化をつける役割が期待されているのだろうが、なかなか上手く行かず。ちなみにG大阪に行った阿部も観戦に訪れていた。

後半はじっくり入る。53分、桃山大右からの崩し、32須藤ターンからシュート、バー。決定機。54分、32須藤ポストプレーから24中西シュート、右に外れる。須藤は実に力強かった。関学も29呉屋が裏に飛び出すが、桃山DF寄せてカット。Q関のスルーパスにH浅香シュートに行くがブロック。左CKへ。関学大は直後にも左クロスを29呉屋がフリーシュートも右に外れる。超決定機。61分、関学大M加藤が左FKを放り込むがGKパンチ。62分、関学大が右クロスからオーバーヘッド狙うがファウル。63分、関学大29呉屋が受け桃山大B谷口と1対1になるが抜けず。ここまでは関学大がよかった。しかし63分桃山大32須藤→H中東。本来のCF投入で流れが変わる。67分、桃山大、右に開いたH中東が右クロス、24中西シュート、左に外れる。超決定機。69分、関学大29呉屋→24奥。桃山大、左からつなぎ中東がミドル、右隅を襲うがセーブ。決定機。関学大はシュートが少ない。完全に崩さないと撃たないし、ミドルも少ない。74分、関学大、小林カットから突っ込み24奥シュートも正面。決定機。31分、桃山大I寺田→22松本。79分、桃山大24中西が右70度25mミドル。決まって1−0。81分、桃山大H中東左でキープから中に、P海老名がミドルも正面。決定機。関学大H浅香→37森岡。82分、桃山大カウンター、FWの足につかずゴールキックへ。84分、関学大26小林がカウンターから中央突破32星野へ、シュートは上に外れる。90+1分、桃山大H中東起点につないで右クロスを24中西が好スルー、左よりのH中東決める。2−0。結局2−0でタイムアップ。

後半のシュート数は8対2。桃山大は思い切ってシュートを撃つが、関学大は撃たない。中盤は互角だったが、思い切りに差があったと思う。桃山大の底力を感じた。関学大のインサイドは飛び出しも少なかった。小林は中に切れ込んでの突破でアクセントをつけたが、サイドでは完封された。もっと早く切り変えていれば、と思う。桃山大は首位を堅持。関学大は2部降格も見えてきた。

公式記録

05月13日(日)
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