ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4381480hit]

■高校選手権京都大会決勝 成美−立宇治
後半立ち上がりも立宇治が攻め込む。2分、L北岡の右突破をB中村止めて警告。E芦田の右FKを左足で直接狙い、上のネットへ。6分、H谷口、左シュート、正面。7分、立宇治右FK、ペナの隅近辺、I樋口(右足)とE芦田(左足)が構え、芦田が狙うが上に外れる。10分、立宇治、左CKでE芦田のキックがファーに飛び、飛び出したGKに誰か?競り勝つも上に外れる。決定機。17分、成美、浮き球スルーパスにH真崎シュートもGKはじく。決定機。その左CKでニア寄りで一人スルー、しかしクリア。20分、成美、正面35mFK、高さがない成美がどうするか?と思ったらI樋口とE芦田の間でボールを動かしてライン裏へ浮き球で出す、GKキャッチ。22分、立宇治、E芦田の左CKにD玉田ファーでドンピシャヘッド、上に外す。決定機。27分、成美、タテ一本に畠中飛び出すもタッチ大きくGKへ。28分、立宇治E芦田→P。名前未確認。このあたりから立宇治が勝ちを意識して守備的になる一方、成美がどんどん仕掛けるようになり、成美に流れが来る。別に立宇治のゲーム運びが悪いわけではない。試合中のバランスは双方の妥協点上にあるからだ。成美がリスクを犯し始めたので、立宇治が守備に力を注ぎ、逃げ切りを図ったからこうなった。33分、立宇治L北岡→22(名前未確認)。このあたりから熱狂度が増し、メモが不正確になっていく。36分、成美H真崎が中から斜めに走りスルーパスを受け左足シュート、GK21泉谷(イズタニ)ナイスセーブ。右CKへ。J平田のキックがファーでヘッドも弱くGK正面。決定機。立宇治F下川→C金原知輝。38分、立宇治、左コーナー付近でキープ。左CKをゲットし、なおもキープ。結局残り時間成美に形を作らせず、立宇治が逃げ切った。0−1で立宇治が勝利した。

後半のシュート数は6対5、GK数5対0、ファウル数8対8。1点差だが、立宇治のゲームプランどおりだと思う。両サイドハーフをはじめ中盤の運動量があり、成美のパスワークを寸断した。そんな状況でも成美はよくシュートに持ち込んだが、立宇治守備陣に寄せられていた。36分を決めていれば、と惜しまれる。全体としては立宇治の順当勝ちだった。

元々京都はレベルが高いが、今年は全国制覇も十分狙える京都橘を筆頭に、プリンス2部の洛北や東山も戦力が充実していた。そんな厳しい戦いを勝ち抜いた立宇治への期待も大きい。昨年の久御山ほどの力はないと思うが、久御山ほどゲームを支配できなくても、トーナメントを勝ち上がる力はあると思う。夏の総体のときは成美が全国ベスト8の力がある、と評したが、立宇治にも同じことが言える。サイドハーフだけでなく、玉田や芦田などのタレントもいる。全国では2回戦で都市大塩尻と対戦する。勝つ可能性が高い、と思うが、さてどうなるか。

11月20日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る