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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権兵庫大会決勝 市西−弘陵
マイボールのキックオフ、市西は3人だけ残して全員がハーフライン上に並ぶ。そして掘り込み、いきなり攻め込む。そして4分、左パスにN岡田が抜け出しGKと1対1、左上を狙ったシュートは完全に読まれ、キャッチされる。6分にはI後藤左で1対1をタテに突破、左クロスをを上げるがN岡田の上を通過。立ち上がり、市西は守備陣が激しく当たり、インターセプトも積極的に狙い、前へ前へ、という意識が高い。奪ったら中盤でつなぎ、フィニッシュも思い切った裏狙い。トリッキーなプレーもみせ、入り方が抜群にいい。対する弘陵は入り方に失敗し、受けて入ってしまった。それでも個々の能力では上回り、あたり負けはしないし、突破力も見せ始める。元々繋げるチームだし、徐々に市西のインターセプト狙いの裏を取り始める。中川の右クロスを車ボレーに行くも空振り。決定機。弘陵はI吉田やレフティーのO小西の突破力が素晴らしい。市西もI五等が素晴らしいタレントで技術面もスピードもアイディアも決定力もありそうだ。19分、市西J指田の40mFKを放り込むがI後藤の上を通過。22分弘陵、B嶋谷に広報からのチェックに対して注意が与えられる。ただこれは弘陵守備陣が一歩踏み込んだ積極的に守備を始めたということでもある。26分、弘陵O小西の突破を市西L柳が倒し警告。ちょっと小西は止まりそうにない。これをN江坂が右足FK、ファー大外からI吉田ヘッドで折り返すもGKキャッチ。市西F難波の展開力は見事で、積極的に上がるSBをうまく使い、その間にSHが中に絞り、次の受け手となってサイド攻撃を厚くする。31分、市西J指田カットからI五等突っ込むがDF体を入れ、GK抑える。34分、市西、裏へのスルーパスにI後藤トリッキーに止めて、DFを外そうとするがカットされる。34分、市西のハンドに対してFK。右80度25mFKに弘陵I吉田(左足)N江坂(右足)が構え、N江坂が左に動かしI吉田シュート、ブロック、更にJ車シュートもブロック結局前半は0−0で終了。

前半のシュート数は3対3、GK数1対5、クロス数3対3、ファウル数2対5、FK数2対2。
やや市西ペースを示す数字となっている。GK数に差があるのは、市西がタテに早い攻めで、弘陵のゴールラインを割るシーンが多いため。どちらも思い切った守備をするが、市西の読みがいいのに対し、弘陵は一歩遅れファウルになってしまっている。両者左のハーフの突破力が素晴らしく、右サイドは火の車だ。

ハーフタイム、市西N岡田→A渋谷大山。そのまま右のハーフ。ただなかに入るシーンが目立った岡田と比べて、渋谷はサイドに張ったプレーが多い。背番号どおりSB出身なのだろう。
後半開始すぐ、弘陵DFがミス、市西I後藤がカットしシュートも、セーブされる。6分には右45度タッチライン際から市西FK、J指田、入れるがカット。11分、市西E大道→M細井優希。そのままFW。12分、弘陵右CK、I吉田が左足で入れるが、市西DFかろうじてカット。更に、弘陵J車がスルーパスを受け体を入れて市西DFをブロック、しかし斜め後方からタックルを受け倒れる。ペナ内だったがノーファウル。18分にも弘陵が裏へのパスでI吉田がフリー、J指田も左にフリーの超決定機もパスはDFカット。弘陵が高い位置で回せるようになって、前へイケイケの市西DFの裏を狙えるようになった。22分には弘陵LBD全の左クロスをJ指田がファーでヘッド、しかしGK正面。24分、カウンターから市西M細井右で仕掛け右CKゲット。これをJ細井自ら蹴りI後藤ヘッドも弱く、GK正面。27分、市西A渋谷の右クロスにニアに突っ込んだM細井が右に外す。決定機。31分、市西G前野がポストで落とされたボールをミドル、上に外れる。34分、市西A渋谷がファウルで注意を受ける。レフェリーの松井健太郎氏は1級としてのキャリアは浅いが、余裕を持って吹いていて、基準も安定していた。このまま伸びればJで笛を吹く日も来るのではないか?終了間際、市西I後藤が左で急加速して突破してクロス、M細井が右足アウトで巧みに合わせるが左隅弱い。決定機。弘陵CBC森はなかなか快速。結局後半も0−0のまま終了。10分ハーフの延長へ。


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11月13日(日)
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