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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権大阪大会準決勝 阪南大高−近大附 興國−大阪桐蔭
3分、近大附、G黄が右FK、大きくミスキック。10分、O内野、フリーの右クロスも大きく外す。11分、今度はM平阪がフリーの左クロスも大きく外す。序盤両者ミスが多い。阪南大高の1トップH平井は大柄でもなく、キープ力を生かして、味方の上がりを待ち、追い抜いた味方にパスを通すプレーが得意。阪南大高は攻守の切り替えが早い。G木邨は力強いプレーが目立つ。23分、近大附I刈谷が左クロス、G黄の上を抜けてO内野が折り返し、I刈谷シュートもブロック、左CKへ。25分、近大附I刈谷キープを倒され、左80度28mFK獲得。金(右足短距離)、荒金(右足長距離)が並び、荒金が狙うが壁で左CKへ。近大附はC白井が左足ロングフィードで組み立てつつ、抜群の寄せの早さで相手アタッカーに仕事をさせない。この選手は大学でも期待できると思う。29分、阪南大高、H平井が落とし、F平松へ出すがカットされる。さらに拾ったH平井が今度はヒールでF平松へ出すが、これもカット。阪南大高の距離感がよく、連動したプレーだった。34分、阪南大高H平井キープからI正木裏へ、しかしパスをカット。近大附3バックは時々流れで並びを変える。結局前半スコアレス。
シュート数1対1、CK数0対1、GK数3対2、クロス数2対2、ファウル数4対3。
4分、M平阪が切り返し、左クロスをNヘッドも右に外れる。5分、近大附B佐々木思い切って上がって右クロス、カットされ右CKへ。6分、阪南大高、バックパスミス、近大附、左CKへ。12分、近大附I刈谷が右クロスにF荒金がファーでヘッド、ブロック。12分、近大附N苺谷→H大西。F荒金がボランチに下がり、大西がシャドーへ。ボランチの形も横並びの2ボランチになる。16分、阪南大高P木下→A阪上。右のハーフに入り、スピードあふれる突破力を見せる。18分、近大附、左スペースにパス、I刈谷が走りこみ、左シュート、バーを叩く。こぼれをO内野ダイビングヘッドも上に外れる。超決定機。20分ごろ、近大附がピッチを大きく広く使い始める。2ボランチが起点になってWBを走らせる。阪南大高は攻守の切り替えが鈍くなり、1トップを2列目が追い越せなくなり、攻め手がなかなか無くなる。24分、近大附H大西の右クロス、ファーG黄にわずかに届かず。決定機。更にM平阪の左クロスをI刈谷ヘッドも上に外れる。もし枠に飛んでいても、GKK大西がいい反応をしていたので防いでいただろう。決定機。28分、阪南大高、左クロスをH平井ボレー、左に外れる。決定機。30分、近大附G黄→21木田敬太。阪南大高H平井→O松田吏王。近大附I刈谷から左の木田へ、撃てたが戻しカットされる。O松田はテクニシャン系だが、プレーが読まれていて、なかなか突破できない。近大附、荒金、スローインから切れ込み、左足シュート右上襲うもセーブ。この右GKを荒金が右足で蹴るが逸機。結局勝負つかず10分ハーフの延長へ。
後半シュート数は1対10、クロス数1対9と近大附が押しに押していた。体力差が大きい印象。延長では近大附がM平阪→J今木、O内野→Q宮崎。結局勝負つかずPK戦へ。
近大附D鈴木、右隅へ成功。時間がかかったが冷静だった。
阪南大高I正木、成功。右隅へ
近大附F荒金、右上隅に決める。
阪南大高B青木、左足で左上隅へ決める。
近大附C白井、左足で逆を突いて左上に決める。
阪南大高S池田、右隅に決める。
近大附I刈谷、成功。逆を突いて右に決める。
阪南大高G黄が逆を突いて右に決める。
近大附Q宮崎、右に蹴り、GKはじくが左方向にコロコロ転がる。ゴールイン。成功。
阪南大高E安田、失敗。左ポスト直撃。
レベルの高いPK戦だった。5人目のGKがはじいたボールがゆっくり転がったときに流れが変わったと思う。阪南大高5人目のキックも冷静かつ正確で悪くは無かったが。なんとなくシドニー五輪準々決勝の中田英寿のPKを思い出した。
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11月06日(日)
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