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サッカー観戦日記
by T.K.
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■Jユースカップ C大阪−大分
観づらい会場で、しかも大分が逆側のエンドで守備を固めるので大分の布陣が分りにくい。確かなのは4−5−1だけ。しかも1トップ後藤はサイドにどんどん流れ、起点を作って2列目が飛び出す。4−1−4−1と表記したが、自信はない。トリニータの下部組織出身者が3人しかいないところを観ると、今クラブ全体が上手く行っていないのだろうか。内部昇格と外部からのセレクション組のバランスが崩れている気がする。

4分、大分、細かいつなぎから21後藤が左を突破、ペナ内左寄りのG田中に出しシュートもセーブ。決定機。しかし大分がよかったのは立ち上がりだけだった。9分、大分28米丸に警告。C大阪J長谷川に対するファウル。14分、C大阪、I南野が右から切れ込み左足シュート、右隅を襲うもGKセーブ。決定機、右CKに。17分、C大阪、中で細かくつなぎ左に大きなスペースを作る。M岡田が上がっていき、ドフリーで左クロス、I南野が中から外へ流れながら好トラップ、シュートを左隅に決めて1−0。28分、C大阪F小暮が右ミドルシュート、右に外れる。34分、C大阪ペナ内で倒されPK。C大阪の控え選手のアップの影で見えず。これをI南野キックを止められる。こちらも見えず。この会場はこういうあたりがつらい。39分、C大阪、右クロスをI南野が中央でトラップからシュートも左に外れる。決定機。41分、大分S吉丸ミドル、右隅もセーブ。右CKへ。この時間帯大分のリズムが出てきた。前半は1−0で終了。

シュート数6(4)対3(2)、CK数4対0、CK数2対3、クロス数4対1、ファウル数5対4。

後半3分、C大阪の右クロス、中でシュートが右隅に飛ぶが、大分GK23石川好セーブ。いいGKだ。キック精度は低く、完成度もイマイチだが、GKに一番大事なシュートストップの能力が高い。大学で揉まれればいいGKになれるタイプ。7分、大分カウンター、21後藤が左を突破、シュートをGKキャッチ。決定機。12分、C大阪、I南野左でキープ、F小暮へ、左クロスは外。14分、C大阪、サイドチェンジ受けたF小暮左シュートもGK正面。更にC大阪、右FK、誰かが中でヘッドも大分GK23石川がスーパーセーブ。決定機。21分、C大阪J長谷川→K西村拓馬。21分、大分GK23石川のキックミスをK西村拓馬シュートも外す。決定機。24分、C大阪G西村洋、右シュート、大きく上に外す。31分、大分がカウンターに行くところをC大阪カットしてI南野へ、落ち着いて左隅へ決める。2−0。ここで大分。誰か→H原。32分、C大阪、右CK、G西村洋から大外のC小池ジャンピングボレー。3−0。34分C大阪G西村洋→R大津。南野との2トップで西村拓が左ハーフ。36分、大分C柳追に警告。西村拓の突破倒して。38分、C大阪E秋山→38永田来、I南野→23魚里。40分、F小暮→H風間。結局3−0で終了。

シュート数9対5、CK数5対0。GK数4対10、ファウル数6対1。力の差は大きかった。

ほぼ1学年上のチームで大分は不甲斐ない出来。GK石川やFW後藤、MF田中などのタレントもいたが、かつてのJ1で即戦力になれそうな実力者はいない。期待が大きすぎたか。九州プリンスで2位の力も発揮できなかったか。

C大阪は南野の決定力が目立ったが、他にも決定機があり順当な勝利だ。守備もサボらず、いい試合運び。首位で突破を決めた。

この日の結果で関西勢は全てグループリーグ突破を決めた。今年は強い、ということを強調してきたが、ようやく実った感じだ。決勝トーナメントでも上位進出を期待してますよ。クラセンがイマイチだったから。

11月05日(土)
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