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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全社2回戦 岐阜2nd−ヴォルカ鹿児島 FC KAGOSHIMA−アミティエ
序盤から激しい潰しあい。岐阜は体が強くキープ出来る2トップに早めに預けて押し上げようとするが、囲まれて潰される。細野は名前と対照的にガッチリした体つきで、意外にスピードもあるので、前を向けば突破出来るのだが、そもそも前を向かせてもらえない。対する鹿児島はつなぐ意識は高いが、岐阜の激しさの前にやはりつなげず。お互いにチャンスの少ない、地味な立ち上がりとなった。20分、鹿児島カウンター、J栗山から左のE山田へパスも長い。28分、岐阜、左CKでG松井のキックにGKパンチ、右の29細野クロスにQ安西逸らすがセーブされ左CKへ。この試合レフェリーはやや神経質で、アシスタントレフェリーが倒れてもいないドリンクボトルをそっと直すのには笑った。ただしファウルを取るという意味ではなく、スローインたFKの位置にうるさいと言う意味で、ファウル自体はあまり取らない。32分、岐阜左CKでG松井はミスキックでニアサイドネットへ。ここまで3度の左CKは全てニアを狙っている。37分、鹿児島R小林カットからE山田へ、右に流れるJ栗山に出し、フリー右シュート、GK抑える。決定機。直後にもカットから鹿児島E山田がスペースを駆け抜け右クロスにJ栗山ニアでシュート、右に外れる。この時間帯、岐阜はG松井がボールを受けようと下がりすぎ、飛び出したがるトップ下安西との間に距離が開き、サイドハーフも開いたままで、中盤4人の距離が開いてしまっていた。そのパスを狙われピンチになっていた。

前半のシュート数2(2)対4(2)、CK数3対0、GK数7対3、クロス数5対3、ファウル数5対6。

後半2分、岐阜、右FKでM瀬古が狙うが正面。後半岐阜がペースを上げてきている。8分、鹿児島のQ松下に警告。M瀬古に対する後方からのタックルでラフ。9分、岐阜、G松井の右CKを右足で入れ、こぼれをE金がループボレー、GKキャッチ。9分、P永岩→29花房。11分、F日高→O飯森。13分、放り込みをH松江、ハーフボレー右に外れる。決定機。14分、10分、B東間に警告。鹿児島Q松下のカウンターを引っ張って止める。19分、岐阜Q安西とG松井のパス交換から右スペースの24栗本が走りこみ、受けたボールを後方のE金に落とし切れ返し左足クロスも中でオフェンスファウル。22分、岐阜H松江から29細野へ、右ワンツー、突破を倒されるもノーファウル。24分、岐阜E金、右クロス、H松江が競り合い、29細野がシュートもブロック。26分、E金の右クロスをH松江を中でターン、左足シュート上に外れる。決定機。28分、24栗本の右クロス、Q安西が中を突破、GK触る。右CKになる。35分、24栗本、右クロスQ安西が飛び込むがノーファウル。36分、岐阜Q安西→25田端。鹿児島2トップE山田突破力十分でスペースを良く突くがボールが来ない。J栗山は左利きで、2トップとも俊敏なタイプ。岐阜H松江からD吉岡がペナ内で倒れるがPKならず。40分、鹿児島24栗本から25田端へ、シュートはわずかに上。決定機。41分、右FKで鹿児島E山田からJ栗山ポストプレー、シュートは左に外れる。決定機。鹿児島29花房に警告。結局点は入らず、延長戦へ。
後半のシュート数9対2。完全に岐阜ペース。中盤の4人の距離感が良くなって起点になれる2トップとの距離感が近くなって、攻撃の形を作れるようになった。守備でも鹿児島のパスワークに慣れて、自由にさせなくなった。


延長3分、左FKからO飯森コーナー付近からGKキャッチ。4分、G安西から左のH松江へ、左クロスのこぼれをM瀬古が決める。1−0。ここで瀬古→K武井。5分、鹿児島、左パス29花房が倒され、PKゲット。これをJ栗山が大きく上に外す。8分、鹿児島36泉谷に警告。シャツを引っ張って止める。正面FK。H松江の右足、D吉岡。松江のシュート、カーブをかけて右隅に飛ぶがセーブ。前半1−0。後半は動かず。7分、岐阜。29細野→22北川。結局1−0で終了。

岐阜が順当勝ちだったと思う。関西の大学サッカーOBが元気そうで安心した。細野は体格データどおり、名前とは逆にガッチリした体で起点になる。しかしチーム全体としてはプロ予備軍というにはパンチが足りなかった。

公式記録



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10月16日(日)
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