ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■山口国体女子 北海道−宮城
GK 1 林崎萌維 166/67 1994/08/17 常盤木学園高校
DF 2 千葉梢恵 168/60 1991/10/07 早稲田大学
3 小野田莉子 168/63 1992/07/28 早稲田大学
4 高村ちさと 159/53 1994/06/10 常盤木学園高校
MF 5 岡森香沙音 164/55 1994/07/26 常盤木学園高校
7 菅藤彩子 158/49 1989/10/31 早稲田大学
14 一原梓 169/59 1992/08/04 早稲田大学
15 道上彩花 167/63 1994/07/27 常盤木学園高校
FW 9 権野貴子 162/53 1992/09/26 早稲田大学
10 佐々木美和 154/48 1995/05/20 常盤木学園高校
13 堀井美月 156/51 1995/01/21 常盤木学園高校
リザーブ
GK 12 川邊花観 170/52 1993/08/07 常盤木学園高校
11 小須田璃菜 153/45 1996/02/11 常盤木学園高校
6 平田美紀 158/52 1995/11/24 常盤木学園高校
8 二宮早紀 153/48 1993/07/29 常盤木学園高校
15名の平均 17.5歳 161.7cm/54.5kg
試合は35分ハーフ。いきなり北海道・G藤村が左から裏を取って突っ込むが右足シュートは弱く正面。宮城が攻めるが北海道・B小寺の好カバーなどで事なきを得る。宮城・L堀井は抜群の切れが右サイドを蹂躙。タテに仕掛けるもよし、中に切れ込むもよし。伊藤の代役は十分務まる。6分、宮城B小野田の左足フィードをM一原がワンタッチで前を向き、シュートもGK抑える。宮城C高村はどんどん上がり、凄いダッシュ力も見せる。宮城、というか常盤木の3バックは、両ストッパーがどんどん上がり攻撃を分厚くするための攻撃的な布陣で、後方にはA千葉だけが残るシーンも多い。スローインもストッパーが入れる。したがってWBのポジションは高く、ほとんどウイングである。B小野田が左足のロングパスの精度が高く、FWにどんどん当てる。N道上のカウンターからL堀井が切れで右サイドを崩しI佐々木の細かい突破も止められる。U−16代表佐々木は小柄だが細かいテクニックと高い戦術眼の持ち主で、CF的に張るのではなく、いろんな局面に顔を出し、捌いては前線に飛び出し、狭い局面では細かく打開する力がある。16分、宮城C高村から裏へ、GKとN道上1対1も右に外す。超決定機。GK@小松に対応も良かった。じっくり観て道上が体勢崩すのを誘った。北海道J森はいいドリブルがある。その森がスルーパスをC前田に狙うがGK@林崎が出てキャッチ。北海道I神成はパスミスが多い。常に相手に囲まれている状況で難しいパスを狙わざるを得ない。23分、宮城D岡森が大きな展開からH権野がトップスピードに乗るが、北海道F冨田が止める。H権野のスピードはなかなかで、左足クロスの精度も高い。25分、宮城N道上、トップスピードで左を突破、L堀井がフリーもトラップが大きい。ダイレクトで撃てば決まっただろう。逸機。超決定機。26分、宮城H権野、左突破、中M一原へしかしDFカットしクリア。北海道もM星山が加速するいいドリブルを見せる。そしてサイドチェンジからG藤村左クロスも味方FW届かず。結局前半は0−0で終了。
手元集計でシュート数1対4、GK数5対3、クロス数5対7。宮城が押していたが、前線での精度を欠いた。常盤木学園といえばオールマイティーなチーム。その武器の一つ体格では主力が抜けたこともあって劣っていたし、激しい守備も発揮できず。インサイドを多用する細かいパスワークも見られず、首をひねる出来。ストッパーが上がったときは分厚い攻めを見せていたが、崩しきれず、最後はミスで終わっていた。特に道上は本来身体能力が高く、高さも切れもスピードもあるオールラウンダーでアイディアのある柔らかいトラップとフィニッシュの精度を誇る選手だが、AFCU−19選手権直前に代表落ちしたこともあってモチベーションが落ちていたのか、不調だった。
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10月03日(月)
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