ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4387333hit]
■関西学生リーグ第1節 阪南大−京園大 関大−大体大
阪南大といえばフラットな4−4−2。非常時以外は常にこの布陣だった。しかし中田湾ボランチの河田1トップ。昨年の阪南大高と同じ布陣である。高校レベルだと河田の圧倒的な能力が活きたが、大学レベルではどうか?立ち上がりから阪南大が攻め込む。京園大はボールを持つとロングボール。一方でバックラインは下がりすぎず、上がりすぎず、準備周到なことを思わせる。4分、阪南大・村山がワンツーで右裏を取りクロス、届かず。12分、阪南大、右クロスをファーで可児が決定的な左シュート、GK芹沢ナイスセーブ。阪南大は谷本がセットプレーを右足で蹴る。17分、京園大・右パスを受けた村上がシュート、右上に外れる。決定機。18分、京園大・朝比奈の左FKをゴール前に入れて、こぼれを新井シュート、上に外れる。決定機。京園大は攻撃がロングボール頼みだが、その精度が低い。しかし既に2度の決定機で勝機をうかがわせる。23分、京園大・朝比奈に警告。阪南大・飯尾の突破を倒したプロフェッショナル・ファウル。26分、阪南大・村山が右を突破、クロスにファーでフリーの可児が待ち受ける。ボレーで撃つべきだったが、トラップして詰められ、中でカット。更に右CKで永井ヘッドも弱く、GK芹沢キャッチ。33分、阪南大、サイドチェンジで村山が1対1になるも止められる。34分、阪南大・岩本に警告。遅れてタックル。41分、阪南大・中田が右クロスに村山がファーでシュートも弱い。超決定機。村山が久御山らしく細かいプレーは得意だが、シンプルに効果的なプレーは出来ておらず、流れを止めることもある。京園大は杉山が左足でセットプレーを担当。44分、杉山の右CKを誰か?ヘッド、上のネットに。結局前半は0−0。
前半のシュート数は5(2)対3、CK数5対1、GK数1対11、クロス数7対0、ファウル数8対7、有効なFK数3対0。力の差は感じるが、京園大もよく耐えている。阪南大のオフサイドはなし。しかし京園大が引き過ぎているわけではなく、バックラインをいったん上げて、後ろに下げさせて、遅攻に持ち込み、ゆっくり下がって守る。中田に高い位置でパス回しをさせず、谷本や村山が細かく崩そうとするが、密集して許さない。つまり、京園大のゲームプランどおりなのだろう。阪南大は新システムがあまり機能していないように見えた。
後半、序盤は大人しい。京園大が激しくプレスを掛け、阪南大が蹴る展開。7分、京園大サイドチェンジ、右でフリーの高田がクロス、ファーで上園が落としペナ内正面で村上がフリーシュート、GK土師よく触るが右隅に吸い込まれる。京園大が先制。0−1。8分、阪南大・河田が左ナナメ後方のパスを受け反転ミドル、右隅に飛ぶがセーブ。決定機。直後にも谷本がペナ内シュート、DFに当たる。決定機。9分、阪南大・可児→中村雄大。そのまま左ハーフ。10分、阪南大、左70度20mFK、谷本が狙うも大きく上に外れる。16分、阪南大・河田がミドル、左隅に飛ぶがGK芹沢がナイスセーブ。決定機。芹沢はなかなかいいGKだ。18分、阪南大・二見から裏を狙う中村雄大へ、GK芹沢飛び出すが届かず角度のないところからシュートも外れる。19分、阪南大・森田が右から突っかけて切り返し左足ミドル、これも芹沢よく触るが、ゴールにコロコロ転がる。ゴールイン。1−1。阪南大は細かいパス回しが早くなってくる。京園大はこの時間帯引き過ぎている。25分、京園大・杉山→畠中が左のハーフに。新井と池之上のボランチ。29分、京園大、左からサイドチェンジ、羽田野が右60度30mシュート、これが左上隅に決まる。素晴らしいロング。31分、阪南大・森田→成田。左ハーフに入り、中村がFWへ、中田と谷本がドイスボランチ。つまりいつもの阪南大の4−4−2である。
−−−中村−−河田−−−
−−−−−−−−−−−−
成田−中田−−谷本−村山
二見−永井−−岩本−飯尾
−−−−−土師−−−−−
[5]続きを読む
04月09日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る