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サッカー観戦日記
by T.K.
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■女子インカレ 第一日(ようやく第一試合の観戦記アップ)
試合は序盤から早大がボールを支配し、ペースを握ったかに見える。7分、右CKで早大・高畑と尚美大・宮崎がファーで競り合い、頭をぶつける。高畑はいったん外に出され、包帯を巻いて復帰。13分、早大・臼井の左クロスのこぼれを八木シュート、弱く右に外れる。臼井の左足キックはなかなか精度がいい。この試合、尚美大は控え部員がチャントを歌い続ける大学女子サッカーらしい応援。一方早大側からは声が上がらない。その後、八木が狭いところを突破するなど、能力の高さを見せる。エース・大滝は不調なのかパッとせず、引いて受けてはパスを狙いが決まらない。大学界屈指の選手なのだが、どうしたのだろう?小山が右FKを狙い、右隅に飛ぶがGKキャッチ。小山は突破力もキック精度も高い。この選手も大学界屈指の選手だ。20分、早大・小野から右スペースの大滝へ、裏を取り、シュート、弱い。決定機。23分、早大・小野から大滝へ、これを小山に落とし、有町が右スペースで受けてクロスもニアでGKキャッチ。尚美大はタテの早い攻めを狙うが、オフサイドにかかり、形が作れない。しかしここまで被決定機1回と守備は機能している。25分、早大・大滝が臼井とワンツーで左を破るがクロスはカットされる。大滝は厳しいマークによって仕事をさせない、というのが尚美大の守備の狙いだ。30分、早大・大滝が裏を取りかけるが、GK飛び出し足で触る。32分、早大・臼井の左クロスを小山落とすが誰もいない。33分、早大・八木シュートがブロックされるところを渡井シュートも正面。決定機。40分、早大・小野が右から切れ込みシュート左隅も弱く、GKキャッチ。前半は0−0で終了。

前半はシュート数9対0、GK数1対9、オフサイド数2対4、クロス数11対0、ファウル数4対5。数字の上でも早大が圧倒している。しかし個々の能力差を考えれば、むしろチームは機能していなかった。決定機も少ない。尚美大の狙い通りの展開ではないだろうか?

早大は個々の能力は圧倒的だった。体格に恵まれていて当たり負けがなく、中盤は支配していたし、CB陣はまったく隙がなかった。臼井の強烈な左足キック、小野・有町の攻守における能力の高さ、小山の突破力と万全で、不調の大滝も動きに工夫をつけていた。大学サッカー界ではダントツといった感もある。高校を含めても個人能力で対抗できるのは常盤木学園くらいじゃないだろうか。尚美大では174cmの主将・CB宮崎が光っていた。大滝が前線で輝けなかったのは宮崎による部分が大きい。

後半は見ていないが、結局0−0のスコアレス・ドローに終わった。



全日本大学女子選手権
神奈川大学−徳山大学
9時30分 堺NTC S4ピッチ 晴れ ピッチ良

前半終了時2−0で神大リード。神大の父兄いわく楽勝とのこと。
神大は関東3位。実戦的な戦い方で知られたチームだ。長田が絶対的エース。一方徳山大中国予選決勝で吉備国際大に1−5で敗れ、プレーオフを勝ち上がった。ユニフォームにスポンサーをつけており、本格的に強化しているチーム。

神大           徳山大
−−−長田B−神山−−− −−−−−−−金城愛A−
牟田B−−當銘@−−笹野 −−−木本−−−−−−−
大谷B山川−−平栗−児玉B井上A金城奈A守田A森脇B
−−−−−桑原B−−−− 宮村@脇田B−大城A羽地A
−−−−−誰々−−−−− −−−−−亀田@−−−−

神大
GK  ??
DF  5 児玉奈々  171/63 3年 埼玉栄
    2 平栗詩乃  166/53 4年 SHRINE LFC
    6 桑原由恵  157/52 3年 横須賀シーガルズ
    3 山川莉々加 153/47 4年 作陽
   13 大谷志帆  168/55 3年 豊津女子フットボールクラブ
MF 10 笹野茜   163/55 4年 横浜国際女学院翠陵中学・高校
   15 當銘美幸  158/50 1年 琉邦クラブ
    8 牟田佳織  157/47 3年 横須賀シーガルズ
FW 11 神山典子  159/53 2年 埼玉栄
    9 長田いづみ 170/60 3年 桐陽
徳山大
GK 12 亀田恵   160/55 1年 広島文教女子大附属

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11月26日(金)
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