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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ前期雑感(途中まで)
守備的な早坂に押し出され、攻撃的な役割を担う。サイドアタッカーでの起用もあった。ただこの選手は「攻撃力のあるボランチ」であって、「攻撃的MF」ではないと思う。能力の高さゆえにこなせているが。中盤の選手としては関西トップクラス。

MF 東矢尚仁 3年 国見高 170/62 関西B選抜
スピードを活かした鋭い切れ込みが武器。前期は4得点4アシストと大活躍。攻撃意識が強い分、守備では後手に回る。左右どちらでもプレー可能で、杉山などと試合中よくポジションを変える。

MF 杉山和毅 3年 市立清水商業高 171/60
アグレッシブにサイドから仕掛けるタイプ。左足FKも武器。両足で正確なクロスを上げる。中央でもプレーできるが、スペースがあれば生きるタイプなのでサイドが一番本領を発揮できるだろう。

FW 角島康介 4年 鵬翔高 172/66
前期7得点と好調な点取り屋。なにが凄いのか、説明を求められても答えに窮してしまうが、なんとなく点を取ってしまうつかみ所のない選手。


★立命大
総監督:衣川和宏 監督:米田 隆
4位 勝ち点19 20得点11失点
攻守のバランスの取れたチーム。プレスが激しいとかいうわけではないが、個々の能力が高く、巧みに守る。CBコンビは高さに強い。SBは左の前野が運動量豊富にどんどん上がる一方で右の篠原は自重気味でバランスを取っている。中盤は加藤がタメを作り前野のオーバーラップを助け、内藤が攻守のバランスを取り、雨森がクロス職人という個性を組み合わせて関西屈指の中盤となっている。FWは2年生坂本が開花。元々得点感覚には定評のある選手で、ゴール前でポストもこなし、典型的なCFとして機能している。


第1節 対近大
−−−伊藤−−坂本−−− 
−−−−−−−−−−−− 
加藤−内藤−−村上−雨森 
前野−藤原−−渡部−篠原 
−−−−−金山−−−−− 

第3節 対甲南大
−−−伊藤−−坂本−−− 
−−−−−−−−−−−− 
加藤−内藤−−村上−松田 
前野−藤原−−渡部−篠原 
−−−−−金山−−−−− 

第6節 対びわこ大
−−−伊藤B−坂本A−− 
加藤B−−−−−−−松田 
−−−村上B−内藤−−− 
濱部−藤原A−渡部−篠原B
−−−−−金山−−−−− 

第7節 対関大           
−−−坂本A−伊藤B−−
−−−−−−−−−−−−
加藤B村上B−内藤−岡本A
山田A藤原A−渡部−篠原B
−−−−−金山−−−−−

DF 渡部寛 4年 芥川高 183/68 関西A選抜
「ガリガリ君」コールも出るなど、上背の割りに体重がなく、競り合いはそれほど強くない。この選手の最大の特徴は正確な右足ロングフィードだ。相手に詰められても落ち着いて対応し、坂本や両サイドに一気に繋げる。ヘッドも高い。

DF 前野貴徳 4年 愛媛FCユース 171/62 関西A選抜
チェゼーナ・長友を思わせる運動量豊富にどんどん上がるSB。アシストも多い。技術もあり、アウトサイドだけでなく中にも突っ込んでくる。キックも正確で、隙を見てのサイドチェンジも見事。攻撃面においては関西随一の左サイドバック。愛媛FC内定

MF 内藤洋平 4年 桐光学園高 172/68 関西A選抜
中盤で繋ぐ立命大にあって、指揮者・内藤の存在は大きい。守備でも運動量豊富というわけではないが、センスがあり、大きく貢献している。当たりも意外と強く、プレーの幅が広い。

FW 坂本一輝 2年 野洲高 176/68 関西B選抜
古典的なストライカー。スペースに走る動きは相棒・伊藤に任せて、中に陣取り、相手CB陣との駆け引きを繰り返す。身体をガッチリ入れてのポストも冴える。ニアでピンポイントであわせる動きが素晴らしい。

★関大
監督:島岡健太
6位 勝ち点18 23得点15失点


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09月21日(火)
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