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サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯1回戦 鹿体大−慶大 同大−仙台大
立ち上がり、圧倒的に慶大の攻勢である。笠松は頭に包帯を巻いている。6分、鹿体大が裏へのボール、岡田の前で慶大GK中川カットも桃井が拾い岡田にパス、しかし中川が撃たせない。直後にも岡田へパスが通りシュートも上に外れる。決定機。12分慶大・横川が左で基点になり、河井が左45度からカーブを掛けたシュート、大きく巻いて右ポスト直撃。決定機。14分、鹿体大、カウンター、野林のシュートはGK中川セーブ。決定機。16分、慶大、カウンターから深澤が右突破からグラウンダークロス、藤田がダイレクトで右上に叩き込む。0−1。23分、鹿体大、FKをゴール前に入れ、慶大GK中川が飛び出してパンチ、やや甘く拾われ、誰か?ヘッドで狙うもDF余裕を持ってクリア。24分、慶大、左FK。山浦(右足)と黄(左足)が構え、黄が助走開始するもボールを通り過ぎスペースへ流れ、そこへ山浦が出しまったくのフリーで黄が左クロス、ゴール前をグラウンダーで横切るが、誰も触れない。直後にも慶大・横川がカットし、スペースへ走り左クロス、ペナ正面外で藤田シュート、バーを叩く。決定機。28分、鹿体大・小森に警告。29分、慶大・藤田から深澤へ、すばやく前を向くが、鹿体大・山崎大必死のカバー。33分、慶大・田中から山浦が回りこんでパスを受けペナ内に切れ込んだところを倒されPK。興那嶺に警告。このPKを深澤が左上隅に決める。0−2。39分、慶大FKのこぼれを横川浮き球でDFをかわし、ペナ正面大塚に戻す。これを丁寧に右隅へ決める。0−3。結局前半は0−3で終了した。
前半はシュート数5対6、CK数0対3、ゴールキック数3対2、クロス数3対4、ファウル数6対11。数字に大差はないが、慶大が圧倒的に支配していた。シュート6本でも3点入り、ポストとバーに1回ずつ当たっている。前線からの激しい守備から徹底的にボールを回し支配。かなり力の差を感じた。鹿体大もチャンスはあったが、基本的に山崎大を中心に守るしかなかった。桃井は攻撃面でアクセントになっており、身の軽さが生きていた。慶大は藤田が積極的に飛び出し、大塚も守備主体ながらタイミングを計って飛び出していた。河井は圧倒的な存在感があり、高校時代よりもだいぶ伸びている。
ハーフタイム、鹿体大・小森→大山。FWに入り、野林が中盤に下がる。1分、慶大・河井に警告。前線からのフォアチェックで激しく当たった。8分、慶大・深澤が左を突破、正面へ戻し、藤田が狙うも右に外れる。決定機。このあたりから慶大がペースを落とし、鹿体大も攻めにでるようになる。14分、慶大・田中に警告。桃井の突破を倒す。16分、慶大・山浦→日高。そのまま右ウイング。21分、鹿体大・桃井→粕川。22分、慶大・河井→森田。余裕の温存だろう。23分、鹿体大・山崎侑シュート。後半初シュート。25分、慶大・横川がボールをカットし深澤へ、これをスイッチして藤田シュート、上に外れる。決定機。藤田はどこにでも顔を出しチャンスを作る。30分、慶大・黄の左クロスに日高ダイビングヘッド、決まって0−4。鹿体大・山崎大→木村。↓の布陣。山崎大は足を攣っていた。
−−−木村B−岡田B−−
−−−−−−−−−−−−
多田−大山−山崎侑A粕川
野林坂井A興那嶺−山崎大B
−−−−−井上A−−−−
33分、慶大・大塚→松下。これも温存だと思う。34分、鹿体大、カウンター、ペナ内で競り、こぼれを粕川がミドル、左上隅に決まる。1−4。37分、慶大・藤田のスルーパスを深澤がDFと競りながら左に流し込み1−5とする。39分、鹿体大、セットプレーのこぼれを山崎侑シュート、左ポストを叩く。43分、慶大・松下が決定的シュートも上に外れる。45分、鹿体大・岡田に警告。結局1−5で終了。
後半はシュート数5対7、CK数1対1、ゴールキック数7対3、ファウル数8対4。慶大は流し気味だった。力の差は歴然としていたと思う。深澤はスペースを突く動きが鋭くチャンスによく絡んだ。慶大にいいところばかり目につき、鹿体大は強引にシュートを撃っていたが、決定機はあまりなかった。
公式記録
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07月04日(日)
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