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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第6節 同大−甲南大 立命大−びわこ大
序盤、甲南大・片岡が右から鋭い切れ込みで突破、3回シュートフェイクで3人のDFを外し、シュート、右に外れる。いいドリブル。甲南大は立ち上がりから気合十分。攻撃面はなかなか形にならないが、猛烈なプレスで同大にも形を作らせない。しばらくトピックはなし。20分、甲南大・片岡がスピード豊かに右を突破、クロスに原ヘッド、弱い。左に飛ぶがGKキャッチ。決定機。21分、同大・徳丸が左からナナメにドリブルからシュート、セーブされる。いいドリブルだ。右CKになり、その跳ね返しを徳丸、左足で右クロスに小堀ヘッド、右に外れる。23分、同大・早坂が出し市川がスルーパス。角島がGKとの1対1、絶好機も浮かせたシュートが上に外れる。決定機。26分、同大・市川トラップでDF外し、ドリブルから左クロス、合わず。27分、同大、林の左クロスを正面で市川が落とし、徳丸が左の角度のないところから左足シュート、右上に突き刺さる!1−0。この時間帯は同大が甲南大のプレスに慣れていい形を作っていた。甲南大も原が中で粘り、立川へパスもシュートブロック。33分、同大、徳丸のコーナー近くの右FKを中でGK織田はじく。やや安定感を欠いたパンチ。35分、甲南大、立川のハーフ付近のFKでライナー性のボールが正面ペナちょい外へ、上月後方からのボールをダイレクトボレーもヒットせず。難易度の高いシュートだし、仕方ない。片岡は素晴らしいスピードを何度もみせる。左の原田直も技術はそれほどではないが、スピードと相手を前にしても動じない正確なキックがあり、魅力的なサイドアタッカー。スタミナもありそうだ。結局前半は1−0で終了。
前半のシュート数は7対4、CK数は2対4、ゴールキック数は2対6。若干同大が押していたが、甲南大も悪くない内容だった。
後半11分、甲南大、右CKで立川のボールに綾川ヘッドで合わせて1−1。17分、同大・徳丸の左足での右クロスを角島ヘッド、弱い、左に飛ぶがGK織田キャッチ。20分、同大のカウンター、徳丸がスピード豊かに右をちぎるところを綾川倒し警告。この右FK、シュートをはじかれてこぼれを徳村がペナ外からシュート、正面。23分、甲南大・片岡が右から中へ切れ込みフリーで右クロス、カットされる。24分、同大・徳村→東矢。25分、甲南大・福原から原へスルーパス、併走するDF足を出したところを原が転倒するが、ダイビングで原に警告。27分、甲南大・片岡→田中。28分、同大・原の左CK、中で角島のヘッド、上に外れる。30分、同大・小堀が甲南大・田中の突破を倒し警告。36分、甲南大、カウンターで上月がDFとの1対1を仕掛け中へ、シュートは左サイドネット。36分、同大・角島→荒堀。36分、同大、左70度30mFK、東矢がファーへあわせ、小堀が落とし、佐川ヘッドで流し込む。2−1。荒堀は本来ボランチの選手だが、FWに入り、フォアチェックに奔走する。41分、甲南大・上月→北上。42分、同大・荒堀が左コーナー付近でキープと見せて突破、左CKへ。これもキープ。44分、同大・市川→見宝。結局2−1で終了。
後半のシュート数は7対2、CK数3対2、GK数2対4、クロス数3対2、ファウル数6対8。やはり同大が押していた。ただここまで、甲南大のイマイチな試合を観てきたせいか、この日はよかった印象。片岡はスピードを生かした突破が光っていた。それで消耗して交代したのだろうが、非常によかった。立川が確実な技術で起点になっていたし、原田直も左足は冴えていた。上月の強さも効いていた。同大は中盤が強力。早坂は潰し屋として機能。守備的な選手で、荒堀も守備的な選手なので、組み合わせが興味深いが、この日は荒堀がサブ。学生は様々な事情があるので実態は分からないが、荒堀も調子が悪いように見えなかったし、ポジション争いで早坂がリードしている、ということだろうか。徳丸はマン・オブ・ザ・マッチだろう。杉山和が戻ってくると、ポジション争いが激化する。矢野はやや空回りだったと思う。守備に駆けずり回っていたが、攻撃面では輝けなかった。もっとやれる選手だと思う。佐川は抜群の守備能力を発揮。上を狙える選手だと思うが、はたして?
公式記録
関西学生リーグ 第6節
立命館大学−びわこ成蹊スポーツ大学
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05月01日(土)
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