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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第3節 阪南大−大院大 立命大−甲南大
3分、阪南大・朴の左足パスをバックライン裏で受けた中村が左足一閃!決まっていきなり1−0。8分、大院大、ペナ横の左FKを尾泉がニアに入れ、東右足アウトで合わせるも左に外れる。そのゴールキックを細野が競り勝ち裏の中村へ、GKと1対1も左足は上に外れる。決定機。12分、阪南大、朴を起点に井上から中村へ、シュート決まらず。18分、大院大、左FK左45度35mFK、尾泉が入れるが跳ね返される。いい形。21分、大院大・真鍋に警告。ラフ。28分、阪南大・可児の右クロスにファーで井上がどフリーのヘッド、GK正面へ。決定機。32分、阪南大・GK土師のフィードに細野またしても競り勝ち後方に流し中村へ、1対1を決めて2−0。33分、阪南大・永井のミスを大院大カット、小野が落とし高橋へ、コントロールシュートはわずかに上。決定機。35分、阪南大・井手口の右パスを受けた中村、ペナ右で切り返しシュート、上に外れる。決定機。さらに直後には阪南大、スルーパスに細野ががっちり体を入れてDFをブロック、シュートはGKキャッチ。40分、阪南大、細野を起点に井上シュート、GKセーブ。結局前半は2−0で終了。


前半のシュート数は手元集計で9対4、CKはなし。ゴールキック数2対4、クロス数3対0。
大院大は前節の反省か、俊敏2トップからエース四ヶ浦を外し、ポストプレーの出来る唯一の4年生山根を入れてきた。しかし相変わらず中盤が押し込まれ一方的攻勢を許す。総合力に差があって、小手先の策ではどうにもならない感じだ。桃山大戦は選手交代と相手の試合運びのまずさに乗じて流れを掴んだが、厳しい。嶋尾は守備が甘い。阪南大・中村は身体が切れていることと、シンプルにプレーしているのが功を奏している。細野が身体を活かして起点になっている。体重があるのにスピードもあるので、フィニッシャーとしても期待できる。井手口は守備の人のイメージがあるが、長瀬が守備に専念するかのように頑張っているので、井手口はどんどん前線のスペースに飛び出し、攻撃にも絡む。

後半2分、大院大・日高に警告。抜かれるところを引っ張った。そのFK、井上が蹴り、岩本が逸らし細野へ、届かず。10分、阪南大・井上→窪田。11分、大院大、右FK、右45度35mFK、尾泉がいいボールを入れるもクリアで右CKへ、阪南大はゾーンで守る。尾泉が入れるも防ぐ。16分、阪南大、飯尾のシュートブロックを大院大・高橋ハーフボレー、ループは上のネット。少し大院大の流れがよくなる。しかし直後に阪南大・長瀬が相手ボールカットからペナ内に切れ込み切り返し、スリップ、相手DFがそばにいたがPKならず。ちなみにこの試合のレフェリーはあやしかったが、この判定は正しいと思う。18分、大院大・東→大藪。21分、阪南大・中盤のミスを大院大・山根のカット、数的同数から永井が慎重に距離をとっていたが、ペナ左の小野へ、コントロールシュートは右サイドネットへ突き刺さる!小野は抜群のシュートテクニックを見せた。阪南DF陣は精一杯の対応を見せたが、奪われ方が悪すぎた。22分、阪南大・窪田に警告。FKでの距離不足。23分、阪南大、ペナ横左FK、朴(左足)可児(右足)が構え、可児が直接狙うもクリア。24分、阪南大・中村→泉澤。27分、大院大・高橋のミドル、右隅に飛ぶがGK土師キャッチ。28分、大院大・真鍋→四ヶ浦。高橋が1ボランチに下がり、小野が右サイド、川添がトップ下、四ヶ浦が山根と2トップを組む。34分、大院大・小野が阪南大・岩本をかわし、四ヶ浦にあずけ、折り返しを受けて流し込もうとするが、飯尾クリア。超決定機。37分、大院大・山根→大槻。そのままFW。37分、阪南大・細野→棚橋。阪南大は流れを止めて試合をクローズしにかかる。結局残り10分間メモするようなことは起こらず、阪南大が2−1で勝利した。

後半のシュート数は4対3、ゴールキック数は0対5、クロス数は4対4、阪南ペースだったが、大院大も盛り返した。力の差はあったが、大院大も健闘。大院大はFW構成を今後どうするのか、難しい課題を抱えたままだ。

公式記録

関西学生リーグ 第3節
立命館大学−甲南大学
14時 萩谷サッカー場 晴れ ピッチ良


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04月17日(土)
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