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サッカー観戦日記
by T.K.
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■京都高校新人戦準決勝 福知山成美−京都橘 洛北−久御山
4分、洛北・戸塚がシュート、GK横っ飛びセーブ。決定機。久御山は入場時ジャージの下を穿いていたのだが、ユニフォームの下にスパッツを穿いていた選手が2人いて、レフェリーがピッチの外に出し、脱がせる。その間洛北はチャンスなし。スパッツくらい、海外では当たり前だし、別に良いと思うのだが。寒かったし。18分、久御山DFのバックパスを洛北・中村が奪いシュート、決まって1−0。21分、洛北・藤原ミドル左足、右上を襲うがセーブ。洛北は松原が快速を生かした突破があり、しかもFKを任されるキック精度もあり、脅威になっている。中村もある程度のスピードと、中央突破できるだけの細かいドリブル技術もある。西村は積極的。つなぐ久御山に対し、洛北は組織的プレスで中盤を寸断し優勢にゲームを進める。31分、洛北・松原の右クロス、大外から田中がヘッド、左隅に飛ぶが横っ飛びセーブ。決定機。34分、久御山、右FKに山田飛び込みヘッド、右に外れる。決定機。前半は1−0で終了。
久御山はまったくボールを回せていないので、元々よく鍛えられている洛北がスタミナ切れとは考えにくいし、そもそも個々の能力でも組織力でも洛北が上だ。やはり、久御山のやり方は難しい。好セーブ連発のGK衣笠以外目立った選手はいない。
試合は後半へ。3分、久御山のスルーパスが沼野へ、しかしオフサイド。7分、久御山・山本が洛北・中山にカットされシュート、右隅もセーブ。決定機。13分洛北・田中から中村にスルーパス、1対1をセーブ。久御山はGK衣笠が当たっている。3点くらい防いだだろう。16分、洛北・松原がものすごい右の突破ゴールライン際から折り返すがカット。18分、久御山・足立から安川へスルーパス。GK飛び出しカット、左CKに。18分、そのCKで山田ヘッド左に外れる。決定機。久御山にいいシーンが出てきたので、洛北守備陣の良さも分かってくる。C岩本はコマ送りみたいに一瞬で相手に寄せる迫力がある。22分、洛北左に大きく展開しI中村が突破、ペナ内で久御山J塩田が倒してしまいPK&1発レッド。責任感からの退場だが、ここは中村に突破力を誉めるべきだろう。このPKを中村自身が左に決める。23分、久御山O沼田→23番CBが入る。久御山は4−1−1−3と表記すれば言いか。G三上の負担が一段と大きくなる。23分久御山F足立右深くからフリーで折り返すもカットされる。27分、久御山H坂本の右FKをF足立左ボレーであわせ2−1と詰める。久御山A山田B松下→DLBIRB終盤久御山は猛攻、しかし決定機を奪えず。逆に35分H松原が4人をかわしJ戸塚シュート、上に外れる。決定機。
結局2−1で終了。
洛北はH松原が終盤まで冴えていた。最後足つったが、コンスタントに突破を見せた。すばらしいスピード。注目していたU−17地域選抜の中埜は登場せず。I中村C岩本も目立った。シンプルにスピードに乗った攻めがはまり、終始ペースをつかんだ。現時点で京都最強チームではないだろうか?
久御山は理想の高さは分かった。新人戦だし、思い切った実験も可能だ。G三上が機能していなかったが、これは時間がかかるので、今は苦戦した。@衣笠のセーブ力はなかなか。H坂本はU−17地域選抜らしく好プレーを見せた。理想の高いサッカーをこのまま続けるのか、例年の4−4−2−に戻すのか、今後も注目だ。
02月11日(木)
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