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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■高校選手権滋賀大会準決勝 守山−滋賀学園 綾羽−野洲
守山はD前川をスイーパーに置き、A野村が滋賀学園・H大塚を、C中村は、滋賀学園・J藤本を密着マンマーク。両サイドも引き気味な５バック。左ウイングの清水はレフティーで、柔らかいフィードでトップや裏にどんどん出す。徹底したカウンター狙い。滋賀学園はＦＷがタテ並びのことが多いが、守山はスペースを作らせない。滋賀学園はレフティーの大塚がエース格。２分、守山が左ＦＫ滋賀学園ＧＫ深尾がゴール前にあわせてくることを予想し、前に出た裏を突き、ニアを破るが、判定オフサイド。オフサイドポジションの選手がＧＫの注意を引いたという判定だろう。６分、守山、左７０度３０ｍＦＫ、前川狙うも壁に当たり右ＣＫへ。滋賀学園、カウンターで中央から攻め、守山スイーパー前川を引きずり出し、右へ、大塚が左足で右クロス、中でクリア。２２分、守山・上村が持ち上がり、シュート、弱い。２６分、滋賀学園、岡田が持ち、右フリーの井川へ、スルーパスを上岡へ、切り返し左足シュート、守山ＧＫ西橋、足で防ぐ。決定機。３５分、守山・清水、左突破からクロス、誰にも届かず。３６分、守山の攻め、ゴール前のこぼれを松本シュート、上に外れる。３７分、守山、清水の突破からマイナスのクロス、石野シュート、上に外れる。決定機。４０分、守山・石野の右クロスに清水届かず。前半終了。
前半は守山ペース。シュート数５対２。滋賀学園が１回決定機があり、決めていれば面白かったが、全体的に守山のほうが個々の能力が高く、戦術的にも練れていた。滋賀学園は何らかの手を打たなければ、耐え切れない、と思った。
後半６分、守山・上村が強引にスピードで右を突破、クロスに石野届かず。右ＣＫへ。７分、清水の右ＣＫに前川がジャンピングボレー、左に外れる。決定機。１２分、滋賀学園の横パスを雨森カット、ミドルは上に外れる。２１分、守山・松本から石野ポストプレー、松本のシュートが右隅へ。滋賀学園ＧＫ深尾、横っ飛びキャッチ。直後にも守山、スルーパスに横井が走りこむがＧＫ深尾が飛び出しキャッチ。さらに石野の左クロス、清水シュートも右上に外す。超決定機。守山の一方的攻勢。滋賀学園は手を打たないとまずいのだが、選手層が薄いのだろうか。大塚がトップ下に引いたり、サイドに開いたりと工夫はしているのだが、守山・野村がどこまでもついて行き、他の選手がスペースを消してしまう。３２分、滋賀学園・山田→N上瀧翔也（１年・久米田ＦＣ）170cm54kgが入る。３３分、滋賀学園・西村に警告。ドリブルを倒す。３８分、滋賀学園・井川→B辻健太（３年・滋賀学園中）174cm64kg、本来の主将。結局０−０で終了。２０分間の延長戦に入る。後半のシュート数は７対２、クロス数は少ないが、ペースを握っている守山がタテに早い攻めが多いため。滋賀学園はサイドを崩せない。
延長前半いきなり、守山が滋賀学園のクリアミスをボレー、上にはずれる。ＧＫ一歩も動けず。４分、守山、上村から右前方の石野へ、クロスを見せて、いきなり角度のないところからシュート、逆サイドネットへ突き刺さる。１−０。５分にも松本から石野へ、ＤＦとの１対１から戻し、松本ミドル、外れる。決定機。７分、滋賀学園、左クロスに大塚フリー左足シュートはセーブされる。しかもその前にオフサイドの判定。村井→C吉川敬裕（３年・滋賀学園中）176cm67kg。延長前半終了。
延長後半、３分、守山カウンター、石野が裏を取ったところ、久米が倒し一発レッド。ＦＫで、味方が壁の前に座り、キッカーの足元を隠す。前川が狙うも右上に外れる。７分、守山・上村が持ち、３人味方がフリーの中、清水にパス、１対１になりかけるが、シュートは防がれる。滋賀学園J藤本→K大谷幸輔（３年・滋賀学園中）166cm52kg。ロスタイム、守山・前川の放り込みを松本シュート、ＧＫも触るがそのままゴールイン。２−０。結局守山が順当勝ちした。
滋賀学園は選手が変わってもサッカーは変わらず。劣勢を覆せなかった。守山はここまで無失点なのもうなづける鉄壁の守備を披露。ＰＫ戦で負けることはあっても、試合で負ける可能性はなかった。決勝が楽しみだ。
高校選手権滋賀大会準決勝
綾羽高校−野洲高校
１４時３０分 皇子山陸 ピッチ並
綾羽 野洲
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11月07日(土)
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