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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体1回戦 青森山田−東海大高輪台 清商−富岡
GK 1 鈴木翔 (3年) 180cm66kg
DF 3 小松崎健太(3年) 174cm60kg
4 須藤拳介 (3年) 175cm65kg
MF 6 齋藤瑞貴 (3年) 168cm62kg
DF 14 橋浦拓人 (3年) 182cm65kg
MF 7 渡邊諒馬 (3年・主将)172cm64kg
DF 2 鷺周作 (3年) 172cm63kg
MF 17 藤田大道 (2年) 176cm62kg
FW 10 鯨岡健太郎(3年) 172cm62kg
9 大槻英希 (3年) 168cm58kg
11 坂本大武 (2年) 167cm65kg
富岡は3トップの内2人が前線に張る変則3トップ。立ち上がりは2トップだと思った。清商は4−4−2のドイスボランチ。6分、清商・田村が快速を飛ばしひだ炉を突破、クロスに進藤がジャンピングボレーで1−0。12分、富岡、鯨岡のミドル、これもいいシュートだったが、DFに当たってコースが変わり、決まって1−1。富岡はバックラインからグラウンダーの強いパスで繋ごうとする。J村の近くだし、芝のピッチに慣れているのだろう。しかしピッチ状態が悪すぎて上手く行かない。清商はリスクを避け、浮き球のパスを多用。バックラインではほとんどカットされない。風間宏矢にどんどん当て、展開する。風間宏矢は後方からのボールを難なくコントロールし、自ら仕掛ける一方で、視野も広く決定的なパスを出す。ファンタジスタと言うよりはもう少し実用的な選手だが、素晴らしい逸材。風間宏希は落ち着いてゲームをコントロール、守備面でも大きく貢献し、チームの屋台骨であることを示した。DFラインはやや危なっかしい。青木は緊張のためかイマイチ。18分、清商・風間宏希のミドル、進藤が押し込み2−1。この辺りから、富岡が抵抗できなくなっていく。バックラインから蹴っていけばいいのに、と思うが、チーム哲学なのだろう。26分、富岡、ミドルをGKはじいたところを大槻詰めるが右に外れる。超決定機。27分、清商、ヘッドで競ったこぼれを風間宏希オーバーヘッド、左ポスト。決定機。この時間帯、清商の猛攻が続く。30分、風間宏矢の突破でいい位置でFKゲット。風間宏希のキックは壁。34分、風間宏矢フリーでシュート、セーブするも詰めきれず。結局前半は2−1で終了。
後半は得点経過のみ書いておこう。シュート数18対2(公式)が示すように差があった。
42分:清商・風間宏矢からペナ右の前澤へ。クロスとみせて角度の無いところからシュート。クロスを読んでいたGKの逆をつきゴールイン。3−1。
50分:清商、中央で田村から風間宏矢へ、フリー1対1を冷静に決めた。4−1。
52分:清商、風間宏希の右クロスを前澤がつなぎ、風間宏矢へ、後ろ向きからフェイクでマーカーを外しターン、決めて5−1。
53分:清商・前澤がミドル、GKが前にこぼしたところ田村が押し込む。6−1。
清商は体力面でも差を見せつけ、後半は圧倒した。富岡は色々工夫が見られたが、何が何でも繋ごうという姿勢はどうかと思った。清商は風間兄弟以外にも粒揃いで、さすが静岡だと感心させられた。
公式記録
08月02日(日)
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