ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第4節 京都橘−新宮 京都−C大阪 クラセン18関西予選 ウィザーズ−フジタ
−−−−−大西−−−−− −−−−−一森−−−−−




第3試合はクラセン18関西予選。フジタは04年のプリンスに参加して6位とある程度通用しただけのレベルにある強豪だ。私にとってクラブ3強とはフジタ・枚方FC、交野FCで、後のクラブは次々に出来ては消える印象。最近エストレラ姫路とライオスが力をつけ、逆に交野と枚方が力を落とし、状況が変わってきているが、相変わらずフジタには期待感がある。この試合もフジタ目当てで観戦を決めたのだった。本来ならプリンスリーグのほうで登場したかったのだろうが。

対するウィザーズ(WIZARDSとも)は今年新たにエントリーしたチームだが初戦で8−1と大勝している。謎のチームだったが、プリンスの第1試合のスタンドで謎が解けた。京都橘高校サッカー部のBチームという位置づけらしい。市船に対するかつてのヴィヴァイオ船橋ユースみたいなものか。高校が選手育成のためBチームをクラブ登録して公式戦の経験を積ませる。その関西版である。関西では初。京都橘高サッカー部のサイトにもリンクが張ってある。練習場も橘グラウンドらしい。「社会に開かれたクラブ」という連盟のモットーがあるから、外部の高校生もいるかもしれないが。

京都橘高サッカー部公式サイト

試合は電光掲示板も使用されなければ、ボールボーイもおらず、プリンスとは一変。いつものクラセン予選である。

クラブユース選手権(U-18)関西予選B組  
ウィザーズ−フジタ
15時 宝ヶ池球 晴れ ピッチ人工芝

ウィザーズ        フジタ
−−−寺島−−福田−−− −−−吉川−−井口−−−
−河合−−−−−−杉方− −−−−−−−−−−−−
−−−井戸−−塩谷−−− 中木雄−村川−吉田−中木翔
松川−澤村−−山口−飛内 神田−澤田−−山本−賀門
−−−−−竹本−−−−− −−−−−猪熊−−−−−

8分、ウィザーズ・杉方の右クロスを寺島ヘッド、うえに外れる。立ち上がり互角である。22分、ウィザース、左70度18mFK、杉方上に外す。フジタはここまでシュートがない。20分過ぎまで観ていると、技術・アイディア・集中力・声でフジタが上回り、はっきりフジタのほうが上だということが分かる。なのに上手くいかないのは攻撃で手数をかけすぎるからだ。相手を格下と見てトリッキーな繋ぎやら、シュート撃てるのにパス出したり、と余計なことをしている。藤田は中木翔がスピードを活かしたタテの突破、声の出る吉田、両足で丁寧なパスを出す村川など巧手がいる。また伝統的に守備がよく、声に出るCB陣を軸に、隙を見せない。いっぽうのウィザーズはまるで声が出ておらず、雰囲気が悪い。24分、フジタ、裏へのパスに井口飛び出し、ウィザーズGK竹本飛び出しクリアにいくもし損ない、井口に足元へ、1対1となり、決める。0−1。28分、ウィザーズ・山口がバックラインでミス、吉川に奪われ、引きずり倒し、得点機会阻止で一発レッド。ウィザーズは苦しくなった。この正面20mFKは村川が上に外す。ベンチからの指示でウィザーズ・塩谷がCBに入り福田が中盤に下がる。32分、福田→吉村。本職のCB。寺島の1トップとし、凌いで行く姿勢。35分、フジタ、中央でキープタメて左の神田へ、左クロスにGK竹本と井口が競り合い、井口の頭頂部に当たり、ゴール内にこぼれる。0−2。40分ハーフの試合は動かず前半終了。

前半のシュート数は2対3(手元集計)クロス数1対5。フジタが攻めていたことは間違いあるまい。RB賀門は28番だが、フジタのRBっていつも28番な気がする。GK猪熊は大柄。左利きは見当たらないが、神田は左足でクロスを上げていたし。左右のバランスもまずまず。ウィザーズでは河合秀人が巧手。ドリブル突破力は両チームあわせても随一。周りも見れるようになれば、素晴らしい選手になれると思う。

ハーフタイム、ウィザーズ、井戸→木村、フジタ・中木雄→藤田。
1分、藤田・賀門の右クロスを井口飛び込むがかすっただけ。ウィザースは勝ちを諦めず、4−3−2に切り替えている。
−−−寺島−−木村−−− 
−−河合−−−−杉方−− 
−−−−−塩谷−−−−−

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04月29日(水)
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