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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第1節 阪南大−大産大 びわこ大−大体大
15 藤井大貴 (3年・北陽) 185/70
FW 11 林内秀樹 (4年・静岡学園) 178/70
12 鍔田有馬 (2年・伊吹) 187/73
両校とも中盤フラットで3列にきれいに並んだ4−4−2。大産大はバックラインから繋ごうとするが、怪しげで、なんども阪南大のプレスにかかり、奪われる。阪南大はプレスのかかりが良く、マイボールもたくみにつなぎ、大産大を振り回す。立ち上がりから力の差が感じられた。大産大は西之宮がポストプレーヤーだが、阪南大の強靭なCB陣の前になかなか空中戦に勝てない。しかし13分、西原が左に流れて受け、細川との1対1で、あっさりかわし、左クロス、中でカット。細川は腰高で、ドリブルに弱そう。15分、阪南大、東が右からドリブルで中に切れ込み中央でFKゲット。ここで大産大のGK朴が痛んでいる。鼻血っぽい。6分間中断。直後のFKを井上(右足)と朴(左足)が構え、井上が狙うが大きく上に外れる。25分、阪南大、木原が中央から時計回りに左へ切れ込み、スピードでマーカーを外しつつ左シュート、右上スミに決まる。1−0。個人能力に物を言わせたゴール。なお直後の場内放送では、「前半11分」などと無茶苦茶なことを言っていた。直後にもたどたどしい大産大最終ラインのパスを読んだ東のカットから中央の木原へスルーパス、GKと1対1だったが左に外す。超決定機。それにしても大産大はプレスの練習しかしていないようにバックラインのパス回しがまずい。どれだけ前からプレスを掛け、バックラインを高く保っても攻撃的サッカーとは言えない。相手ボール時ではなく、マイボール時の練習を積んでこそ攻撃サッカーは可能になるのだ。それが阪南大には可能なのだが、大産大は現時点では守備で精一杯で、徐々にバックラインからロングボールを蹴るようになり、いとも簡単にはね返される。34分、阪南大、カウンターから棚橋が1対1を迎えるがGK朴スーパーセーブ。朴は上背はないが落ち着いていていいGK。36分、阪南大、またもやフォアチェックで奪い、木原へ、しかしコントロールが甘く奪われる。ロスタイム5分、大産大・橘が左で受け、金をかわし左クロス、中ではね返す。結局前半は1−0。
前半は阪南大のフォアチェックで大産大はほとんど何も出来なかった。ファウル数は大産大が11あったが、前から激しく行ってのファウルではなく、押し込まれてのファウルで、非常に苦しい。
後半、いきなり大産大が攻め、完璧なパスワークから浦川が右クロスも誰にも合わず。6分、西之宮に警告。7分、阪南大の右FKが左に流れ、木原が1対1、奪われるが、こぼれを井手口ミドル、上に外れる。直後に大産大FWが細川を1対1でかわすが、パスはカットされる。細川は1対1に弱い印象。昨年の澤崎も強くはなかったが。13分、大産大、橘がドリブルで中央突破からミドル、上に外れる。決定機。15分、阪南大、井上が左で受けてDFと1対1も止められ、左CKへ。16分、大産大・川村→藤井。18分、阪南大、バックラインからのフィードを棚橋が落とし、木原から再び棚橋へ。しかしGKと1対1になりかけたが、なぜかパスを出してしまい逸機。阪南大は木原が小柄なので、全部棚橋が競っているが、ほとんど勝てない。23分、阪南大・木原が左で受けて藤井との1対1、タテに外してシュートもサイドネット。24分、大産大・乾に警告。東の突破を倒した。31分、阪南大・棚橋→小室。36分、大産大・西之宮→鍔田。36分、阪南大、カウンターから2対2となり木原から東へ、ループは上のネットへ。38分、阪南大・小室に警告。オフェンスファウル。40分、大産大・右スローインから左へ左へとつなぎ宮本シュート、GK足でセーブ。決定機。43分、阪南大。東が右からDFとの1対1になるも抜けない。阪南大はロスタイムにも右クロスから井上フリーでボレーもGK朴防ぐ。超決定機。結局1−0で終了。
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04月11日(土)
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