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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ後期第7節 同大−大院大
73分:大院大、佐藤が中央からスルーパス、四ヶ浦が走りこんでシュート、GKに当たったこぼれを加藤決める。4−4。
87分:同大、左25mFK、出崎が狭い左隅に決める。5−4。
大院大は後期あまり得点できていないが、同大のルーズな守備に乗じて得点を重ねた。同大は得点力は十分あるが、守備は冴えない。個々の能力では同大のほうが上だと思うが、組織がイマイチだった。楠神はしばしば足を止めるし、出崎はサイドに張っていてなかなか中央まで手が回らない。大森・荒堀は能力の高い選手だ。ただ個人の奮闘だけでは中盤を支えきれず。大院大は組織力でやや上回り、健闘したが、後半の失点は個々の能力にやられた。楠神はドリブルで局面を打開し、決定的仕事を見せた。能力的にはプロでもやれる選手だ。今後は体作りと、守備意識を高めることが必要だと思う。荒堀は決勝点のFKに絡むなど、守備だけでなく攻撃面でも能力を発揮、身体能力は抜群だし、キックも正確。こちらもプロでやれる選手だと思う。大院大はDF登録の岡村がCFでプレー。C大阪ユース時代からCBとCF兼任していたし、そういえば今のユースの中東もCB・ボランチ・CF兼任だ。C大阪ユースの伝統と言えるのかもしれない。技術もあってキープできるし、機能していた。
注目していた小野は、同大バックライン付近で裏を狙う動きを多用。関西でいえば、桃山大のルーキー斉藤に似ている。スピードでは斉藤に劣るが、技術があり、チャンスを決めれる決定力はありそうだった。ただボールばかり追っていれば、「存在感なし」という評価になったかもしれない。今は裏ばかり狙うプレーでもいい段階だと思うが、来年以降幅を広げる必要があるかもしれない。
11月03日(月)
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