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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第6節 近大附−守山北 C大阪−神戸 
リザーブ 西浦翔(1年・セレッソ大阪U−15)原慶(3年・斐川東中)西岡田篤史(3年・セレッソ大阪U−15)野口直人(1年・吹田JFC千里丘)高橋直大(2年・セレッソ大阪U−15)横川圭吾(1年・セレッソ大阪U−15)宮園貴大(1年・吹田JFC千里丘)寺田舜司(1年・セレッソU−15)李大顕(3年・京都紫光FC)

神戸
GK 中村仁亮(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)DF 飯尾竜太郎(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)森下和成(1年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)高島健人(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)谷尾一樹(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)MF 伏見俊介(2年・シーガルFC)須崎奨(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)藤松明宏(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)大目康史(2年・上松中)FW 木村一貴(2年・三津浜中)小川慶次朗(1年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)

リザーブ 酒井岳(1年・豊科中)木村竜(3年・高砂FC)和田悠希(3年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)見神大樹(2年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)峯崎聖久(1年・ヴィッセル神戸ジュニアユース)片岡道則(2年・淡路FC)中田椋介(3年・楠見中)

選手交代
54分:C大阪・中東→寺田。FWに入り、山口がトップ下に下がる。
80分:C大阪・堀尾→原
81分:神戸・木村→片岡
87分:神戸・小川→見神
89分:C大阪・山口→李
89分:神戸・大目→和田

得点経過
18分:C大阪、左FKで丸橋が中東の頭に合わせる。1−0。
63分:神戸、大目が左から浮き球で中へ入り、小川へ。ハーフボレーで決める。1−1。
67分:神戸、左FKで大目から木村ヘッド。1−2。
ロスタイム:神戸、カウンターから片岡が左を突破、角度のないところから右隅へ。1−3。
ロスタイム:C大阪、右クロスをファーで永井折り返し山口ヘッドで決める。2−3。

1部リーグでは神戸を唯一観てなかったので、この日会場に足を運ぶ。前半は全くのC大阪ペース。シュート数4対1で、決定機数は2対0。ファウル数は6対9で、副島体制下でファウル数の多い、実戦的なチームとなっているC大阪よりも神戸のほうがファウルが多く、危険な位置でのFKもC大阪のほうが多い。突破力とパワーを兼ね備えた永井、やはり体幹がしっかりしていてボールタッチがぶれない和製、いや関西製デルピエロ・トップ脇山口は全国でもトップクラスの2トップで、丸橋の正確な左クロスとタメ、道上のスピード、細見のパスセンス、中東のパワフルな当たりと、武器の多いC大阪が押しに押していた。前半だけ見ていれば、「C大阪のほうが神戸よりも単純に強いだけ」という結論に達しただろう。

しかし後半様相は一変する。ハーフタイムでベンチで激でも入れられたか、神戸の動きががらっと変わり、中からのタテに早い鋭い攻めを見せる。底知れないポテンシャルを感じる長身・木村と運動量豊富な小川の2トップが生き生きと動き、攻撃陣に比べてやや控えめなC大阪守備陣に重圧をかける。藤松・須崎のセントラルMFがC大阪中盤を自陣に押し込み、サイドに開いても簡単にクロスを上げず中に戻し機会をうかがう。後半のまともに上げたクロス数は神戸1本だけだが、これはサイドを崩せなかったという意味ではない。後半22分までに2点を挙げ、C大阪必死の攻撃にも決定機を与えず、ロスタイムに突き放す会心のゲーム運びで逃げ切り、クラセン自動出場及び全日本ユース出場へ望みをつないだ。

公式記録

06月15日(日)
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