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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権(U−15)関西大会 1回戦 セントラル−京都 高田−高槻ジーグ
高田は開始すぐ、↑の布陣に。猫だましだったのかも知れないし、相手を見てのことかもしれない。しかし相手3トップに3バックとはよく分からない。
前半1分:ジーグ、枡屋君が中央を切れあるドリブルで突破、右隅に流し込み0−1。
後半1分:高田、谷口君が決める。1−1。
後半3分:ジーグ、クロスのこぼれを谷本君決める。1−2。
ともにドリブルを得意とする技巧的なチーム同士の対戦。かつて高田は飛ばしのパスを禁じられていて、ボールを持った選手に周囲がわらわらと集まるチームだったが、最近はそこまで極端なサッカーはしない。とはいえ、全員がドリブルに対する高い意識を持つ。ジーグでは枡屋君が技巧的なドリブルと一発でサイドを変える強いキックがある。谷本君はスペースを突くスピード豊かなドリブル、岡本君が強い左足と、正確なミドルパスなど個性がうなく噛み合っている。バックラインの裏を取られることがよくあるが、GK吉田君は再三素晴らしい飛び出しを見せ、ギリギリで防ぐ。前半のシュート数は8体4と、やや高田ペース。
後半、入りの良い高田が得点したが、すぐにジーグもゴールし、両者激しい攻め合いに。高田は快速ドリブラー谷口君が局面打開を図るが、ジーグも数的優位を作り、突破させない。高田は1ボランチに変更し、攻め立てるが、ジーグもカウンターからドリブルで脅かす。終盤にはカウンターを倒しての警告も出て、互角の展開ながら、時計がどんどん進む。中身の濃いゲームはそのままタイムアップ。高槻ジーグがベスト8進出を決めた。ジーグはドリブル、1対1で抜かれない守備、引くときは引き、攻める時は攻める、メリハリの利いた試合運びがいかにも高槻らしい好チームだ。
06月14日(土)
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