ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382314hit]
■プリンスリーグ関西第2節 草津東−守山北(布陣のみ) 野洲−C大阪
序盤から野洲は得意のドリブルを多用。ボランチもドリブルを多用。パスも隣に出すことが多く、大きな展開など、飛ばしのパスがない。1分、C大阪はFW山口に入れ、後ろ向きの姿勢でリフティングからオーバーヘッド。GK正面。C大阪はシンプルに空いている選手を使い、パス主体のサッカー。高い技術とパスセンスを誇る山口(175cm)と、ドリブルに威力のある永井(177cm)の2トップは選択肢が豊富で、左足からの正確なクロスがある丸橋(178cm)と運動量豊富な高橋(172cm)でかき回す。4分、C大阪・山口が右にはたき、高橋の右クロスを山口がヘッド、左ポストをかすめる。このゴールキックで山本がミスキック、簡単に裏に出され永井がシュートもGK山本正面。10分?、野洲・高階に警告。アフター。直後にC大阪・細見に警告。潮入のドリブルを倒す。ファウルが多い試合展開だが、日本のユース年代はフェアすぎて面白くない部分もあるので、ちょうどいい感じだ。C大阪、またも裏にスルーパス、山口の直前でGK山本飛び出しキャッチ。30分、C大阪、左FKで丸橋がGKの前に落とすボールを蹴るが、誰にも合わず、GKキャッチ。両チームなかなかシュートに持っていけないが、DFがドリブルに強く、ギリギリで持ちこたえられるからでもある。34分、野洲・冨田中盤の底からドリブル、スルーパスが坂本へ、シュートは右に外れる。38分、野洲・坂本ドリブルを倒され、正面25mFK、坂本自身が狙うが右に外れる。40分、C大阪、永井がタメて、回り込んだ細見が右クロス、ペナ内で野洲・高階の手に触れるが、判定ノーファウルでPKにならず。直後にC大阪・高階に警告。ラフタックル。ロスタイム、野洲・潮入が正面で鋭い突破、倒され左70度25mFK獲得。これを潮入自身が左隅に決めて野洲先制。1−0。すぐタイムアップ。
前半はシュート数2対3、ゴールキック数4対4、クロス数1対4。互角といっていい展開だ。
後半の入りは野洲のほうがいい。野洲の潮入・福原のドリブルは破壊力がある。3分、野洲・上田の右クロスを福原ワントラップシュート、上に外れる。決定機。5分、福原が左を切り裂きマイナスのグラウンダークロス、潮入が中央でスルーするが、うしろには誰もいない。野洲のドリブルにC大阪も少しずつ対応する。9分、C大阪・高階・扇原→道上・畑。畑がRB、26番がLBに回り、道上がRH。11分、C大阪、正面20mFK、山口が狙うがポストをかすめゴールキックに。16分、C大阪・永井のシュートのこぼれを道上が決めて1−1。しかし17分野洲・冨田がFKをDFラインの裏にポンと出し、福原ヘッドで決めて2−1。冨田は技術が高く守備も出来る完成度の高い選手。21分、C大阪・永井の強シュートがバーを叩き、跳ね返りを山口が決めて2−2となる。このあたりになると野洲の中盤からのドリブルが、一人はかわせても二人目にかかり、危険なカウンターの温床となってしまう。24分、野洲・福本に警告。永井のドリブルをファウルで止めた。そのFKで、丸橋のキックがニアに飛ぶが、野洲DFがオウンゴールになってしまい、2−3。C大阪の選手はシュートを狙える体勢になかった。28分、中東のスルーパスに永井が反応、しかしGKよくブロック。直後に丸橋の左クロスを永井がダイビングヘッド、左に外れる。決定機。30分、丸橋の左クロスに山口スライディングシュート、バー。決定機。36分、C大阪・細見→宮園。38分。C大阪・畑の右FKを宮園が落とし、永井シュート、上に外れる。40分、野洲バックパスを永井がGKの前で押し込む。2−4。43分、C大阪・永井→杉浦。ロスタイム、野洲・福原ペナ内で切り返しでシュートコースをつくり、狙うがGK一森横っ飛びセーブ。結局2−4でタイムアップ。
C大阪の順当勝ちといっていいだろう。後半のシュート数3対8ゴールキック数は5対2クロス数は3(右クロス1)対8(右6)。C大阪は右から数多くのクロスがあり、左の丸橋は正確な左クロスで野洲に脅威を与え続けた。ファウル数は6対18でC大阪は多かったg、ドリブルを効率よく防いでいた感じだ。
[5]続きを読む
04月20日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る