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サッカー観戦日記
by T.K.
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■インカレF組 中大−高知大 福大−関大
後半は高知大が攻め込む。10分、石川→柴橋。高知大カウンターから小山がチャンスも打てず、逆にカウンター、中大スルーパス辻尾右に外す。14分にも高知大カウンターからDF1人に対し3人という絶好のチャンス。しかし小山?が持ち込むものの、DFにうまくコースを切られ逸機。15分には高知大がゴール正面やや右で22mFKを得る。しかし竹林のキックはわずかに上に外れる。中央大はリードしているのだから無理をせずバランスを保っていればいいのだが、得失点差を意識しているのか、攻撃意識が高い。そのためもろにカウンターを浴びている。高知大FW陣に個の能力で打開できる選手がいれば、何点も入っていておかしくない展開。16分高知大・小山、三浦→米田、石川。石川がFW、米田が右ハーフ、酒井が左に回る。直後に高知大・竹林の左CKに中野正面5mフリーで飛び込むが上に外してしまう。超決定機。25分、高知大・酒井→香川。中央大も南木→村田。中央大が20分過ぎからペースを掴み攻め続ける。この試合の勝敗だけを考えれば解せない姿勢だが、これはもう得失点差を考えた行動としか取りようがない。関大に3点差で負けているだけに。しかし37分、高知大・米田の右クロスを坂口がドフリーヘッドで決めて3−2。このあたりでスタミナ切れか足が止まりだす。43分には米田の右クロスをオーバーヘッドで狙うがわずかに上に外れる。万事休すと思われたロスタイム、高知大・香川のポストプレーで落としたボールを石川ミドル、左隅に突き刺さり3−3と劇的同点ゴール。引き分けでは決勝トーナメントが怪しい高知大はさらに攻めるがゴールは奪えずタイムアップ。高知大は第2試合の結果に全てを託すこととなった。

力的には互角だったが、流れの良かった時間帯にお互いにゴールを決めて引き分けになった感じ。今の地方の大学のトップクラスは関東1部でも通用することが確認できた。とはいえ今年の高知大にはプロで、特にJ1で活躍できるような選手は見当たらなかった。まあ毎年このレベルを保てれば、再びJリーガーを輩出できる日も遠くないだろう。

全日本大学選手権 グループリーグF組 第3戦 
福岡大−関西大
13時50分 鶴見緑地球 晴れ ピッチ悪

福大           関大
−−−永井@−高橋A−− −−−阪本B−佐藤A−−
−−−−−伊古田A−−− −−−−−−−−−−−−
藤田A片原C−冨成B横山C藤澤@大屋B西岡A宇佐美A
−−山口B宮路A丸山B− 田中@野村C−長島A佐藤B
−−−−−西田C−−−− −−−−−児玉A−−−−

福大
GK 西田信孝(4年・専大玉名)DF 丸山大輝(3年・日章学園)山口和樹(3年・福大大濠)宮路洋輔(2年・鵬翔)横山学(4年・ルーテル学院)藤田直之(2年・東海大五 MF 片原潤(4年・築陽学園)冨成慎司(3年・広島Y)伊古田健夫(2年・札幌光星)FW 高橋祐太郎(2年・三潴)永井謙佑(1年・九州国際大付)
リザーブ 河田晃兵(2年・大分鶴崎)眞戸原和也(4年・築陽学園)西田峻(4年・武蔵台)伊藤太祐(3年・東福岡)森山大地(4年・ルーテル)角廣介(4年・東福岡)松尾靖之(3年・ルーテル)

関大
GK 児玉剛(2年・京都U−18)DF 田中雄大(1年・野洲)野村博司(4年・G大阪ユース)長島健太郎(2年・履正社)佐藤祐起(3年・G大阪ユース)MF 藤澤 典隆(1年・広島ユース)大屋翼(3年・広島ユース)西岡謙太(2年・鹿実)宇佐美宏和(2年・C大阪U−18)FW 佐藤悠希(2年・奈良育英)阪本晃司(3年・立正大淞南)
リザーブ 片岡龍太(4年・鵬翔)牧佳紀(4年・G大阪ユース)清水孝太(2年・星稜)坂根兵衛(4年・関大一)吉村修平(4年・広島ユース)前川亮(2年・金光大阪)森曜平(4年・北稜)

福大では西田・山口・宮路が九州選抜。ベンチ外の高橋・重富も。西田は全日本大学選抜歴もある。永井はU−18代表。

関大では野村・宇佐美・阪本・大屋・児玉と控えの森・吉村に関西選抜経験がある。吉村はユニバー代表でもレギュラークラスだったが、秋以降ベンチが多い。


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12月23日(日)
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