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サッカー観戦日記
by T.K.
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■世界陸上 アメフト神戸大−関西大
万博には球技場があり、以前はここでアメフトが行われていた。しかしフラッシュフィールドという日本初の専用競技場を関西学生アメフト連盟が3億5千万出資して建設(リッチだ)、昨年に竣工し、関西の聖地となっている。そのスタジアム見学の意味もあった。チケットは1200円、神戸大と関西大のカードである。どちらも私とは何の縁も無いが、神戸大側のスタンドに入る。すぐに神戸大のメガホンを渡された。拒否するわけにも行かず受け取る(笑)。アメフトは国立大が強い。サッカーも国立大は結構強いが、アメフトのそれは事情が異なる。要するに大学スポーツとして十分普及していないから、大学の規模の大きい国立大が相対的に強くなるのだ。この辺、バスケあたりも事情は同じである。しかしアメフトは関西では人気ナンバーワン大学スポーツであり、関関同立も強化してきて、国立大が落ちてきた。なんとなく国立大に肩入れしたい私としては少し残念な気分である。神戸大スタンドに入ったのは、そういうところもあった。ちなみにフラッシュフィールドでは両チームが両サイドに陣取り、応援団も両サイドスタンドに向かい合って陣取る。関西大は暑いのに学生服の応援団が応援を指揮する。暑苦しい。シャツの神戸大とは対照的である。私は学生服応援団というものが大の苦手である。合理性に欠けるし、その競技を応援する、という気持ち以上に応援団独自の価値観で行動しているとしか思えないのだ。Tシャツ応援団やチアガールのほうが好きだ。それにスポーツの試合ではピッチに背を向けてほしくない。

試合は驚異のロースコアゲームだった、前半を終わって0−0。こんなのアメフトのスコアではない。試合は後半逆転に次ぐ逆転となり、神戸大リードで迎えた残り20秒、関西大逆転タッチダウンが決まり、劇的勝利。試合後の整列で呆然としている神戸大の選手の表情が印象的だった。双方学歌や応援歌を歌い、エール交換する。1500人くらいは入っていただろう。大学サッカーもこれくらい盛り上がれば、と思いながら帰路に就いた。

09月01日(土)
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