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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生春季リーグ第4節 京産大−関学大 桃山大−大体大
GK 青木謙治(3年・富雄)DF 吉村友弥(3年・明石南)込山和樹(3年・星稜)橋本和(3年・青森山田)中杉明裕(4年・滝二)MF 田所諒(3年・C大阪Y)福島 充(3年・FC東京Y)小久保武(4年・三好)西谷良介(4年・初橋)FW 山下芳充(4年・和歌山北)熊元敬典(3年・鵬翔)
リザーブ 川本翔一(4年・青森山田)清武勇太(4年・大分鶴崎)藤春廣輝(1年・東海大仰星)森俊章(3年・愛知FCY)村田知哉(1年・野洲)藤川朋樹(3年・北陽)池田周大(4年・立正大淞南)

桃山大は本来ボランチの船津をシャドーの位置に置く4−4−1−1。大体大は4バックと表記したが、実際は福島が中盤に上がり、西谷のポジションも上がり目。全体に左がかりの布陣である。桃山大では北井・北江・金光・船津が関西選抜経験者。大体大では橋本と西谷が全日本選抜経験者、込山と熊元が関西選抜の経験がある。

1分、大体大、タテ一本の攻め、田所から山下へスルーパスが通り、落ち着いて決めて先制。2分、桃山大、小西の右FKからシュートがバーに当たったところを武田が押し込み同点。2分、大体大、桃山大バックラインが不揃いなところ、再び山下に通り決める。1−2。嵐のような2分間だった。その後大体大ペースで進むが、桃山大も落ち着いて対処。徐々にこう着状態に陥る。桃山大は船津のシャドー起用がイマイチだった。やはりボランチの選手だ。大体大では山下がキレており、スピードもあり桃山大DF陣の脅威となった。古川にスピードがなく、苦戦の一因となった。19分、大体大・小久保がいいドリブルからクロス、山下ヘッドもGKキャッチ。直後に今度は大体大・山下が右クロス、熊元体入れきれずシュートできない。大体大は西谷がサイドで受けてはサイドチェンジパスを繰り返す。左でタメて右で崩すスタイル。橋本は強さを発揮。大体大は武田が空中戦で競り勝つのだが、こぼれを拾えない。32分、大体大、右クロスに山下ニアに飛び込むが、手前でクリアされる。34分、大体大・山下が後ろからのタックルで警告。39分、桃山大・渡部のスルーパスを船津シュート、GK正面。前半は1−2で終了。

後半3分、桃山大・古川に警告。山下を後ろから引っ張った。後半の大体大は明確に4バックとなる。慣れた形。単純なタテパスで裏を取られてしまった。5分、大体大、素早いスローインから山下右クロスに西谷ボレー上に外れる。決定機。6分、田所のシュート、バーを叩く。8分、桃山大・木野村から小西へ出て角度のないところからシュート、セーブ。10分、桃山大・木野村→國田。12分、大体大・熊元→藤川。14分、桃山大・船津に警告。桃山大はGK北井が前に出る判断が悪く、前に押し上げるサッカーと上手くはまらない。18分、大体大、山下の右クロスに小久保正面で反応するがトラップミス。超決定機だった。直後に小久保→村田。山下→森。桃山大・船津→宮澤。大体大は藤川1トップで西谷がトップ下、森が左へ。。大体大の控え部員は大量にスタンドにいるが、ただたたづんでいるだけで、声を出さない。34分、大体大、裏にパスを出し、藤川がGKの前でチョンと方向を変えるがDFがなんとかクリア。決定機。35分、大体大・西谷→池田。36分、桃山大・岡田→井上。岡田はほとんど目立たず。左足でのゲームメイクを見たかったが。40分、桃山大・森→三村。43分、大体大・福島が負傷。すぐ清武が入る。タイムアップ。1−2で終了。

開始2分のままスコアは動かなかったが、大体大のペースが続き、決定機もあった。桃山大は2人の1年生が機能せず、2年生も目立たなかった。全体に空回りした印象がある。第1節では変則的なスタイルだった大体大だが、少しやりたいサッカーが分かってきた。

04月21日(土)
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