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サッカー観戦日記
by T.K.
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■国体少年男子1回戦 長野−大阪 広島−千葉 静岡−埼玉
立ち上がりから埼玉が華麗にパスをまわし、静岡が下がって守る展開。国体史上これほどまでに押し込まれる静岡があっただろうか?ただ、パスは回されても最後のシュートだけがなかなか許さず、粘り強く耐える。14分、埼玉・原口がドリブルで持ち込み左足シュート、バー直撃。17分静岡、杉山のポストから増田シュート。ブロックされる。静岡は山本が守備で苦戦し、サイドで圧倒され始める。しかし何とか耐えて前半終了。
後半開始すぐ静岡・佐野が高速ドリブルで山地・浜田をごぼう抜き、最後は止められる。高橋はすばらしい判断力を再三見せる。11分静岡・杉山→佐藤。2トップに変更。15分過ぎ、埼玉猛攻もシュート打てず。この試合埼玉・高橋が切れており、静岡はどうにも止められない。23分過ぎにも埼玉猛攻。静岡はただ耐えるのみ。後半もスコアレスで終了。
延長に入り両チームあちこちで足をつる。埼玉が7割がたボールを支配するのだがなかなか決定機は奪えない。延長後半終了間際静岡はGK大畑から井川に変えてPK戦に備える。しかしロスタイム突入時カウンターから鈴木に入り決まって静岡が劇的勝利。
静岡はリアリズムに徹した勝利。実践感覚豊富な静岡の選手たちだからこそ出来たゲーム運びだった。強敵・埼玉を破るにはこれしかない勝ち方。ただ静岡の戦力というかタレント性はかつてないほど見劣りしてしまっていた部分もあった。
10月01日(日)
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