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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪クラブユース(U−15)選手権 2次リーグ C大阪−高槻FC(とりあえず雑感のみ) ロボカップジャパンオープン
一番面白かったのはシミュレーション部門。コンピューター内で11対11でのプログラムの出来を競う。ボールは地面を離れないようで、味方ゴールキックもピンチ。GKの能力が高く1対1でさえも確実に止めてしまうので、シュートの前にペナ内でパスを繋いで左右に揺さぶらなければならない。選手の能力、プレーが限られているのはコンピューターの処理能力上の制約だろう。普通のパソコンを使用していた。選手の能力も色々選べることになっていて、パワフルな選手はスタミナに難があり、徐々に動きが落ちていく。オフサイドもあるが、観た全てのチーム(プログラム)がカバー役を後方に余らせた守備を採用していた。仮想ピッチ内には「championship manager(サカつくの様なクラブ育成型シミュレーション・ゲーム)」の広告看板まである。ロボカップで唯一スポンサーがついていることからも企業の注目度が伺える。現実のサッカーにはまだまだ程遠いが、コンピューターの処理能力が上がり、現実のプレーを再現できるようになれば、チェスみたいに現実にも影響を与える時代が来るかもしれない。

各部門ごとに実況解説がついているが、「ゲームスタート」とか「ゲームセット」というのは如何なものだろう?サッカーをほとんど知らない人が実況しているのは分かるのだが、ロボカップのルールにもおそらく明記されている様な言葉くらいサッカー用語を使うべきだ。サッカーはバレーや野球のようなセット制のスポーツではないし、もちろんロボカップも時間制で行なわれているのだから。

一通り回って帰路につく。プログラムを見るとジュニア部門では「G大阪」(チーム名)を名乗る小学校チーム(所属名)もあった。グランパスまである。帰りのニュートラムはコスモスクエア(「コスモス食えや」に聞こえる)経由。住之江公園経由よりもずっと高い。

05月04日(火)
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