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妄想にっき
by 有明
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■ぬかるみの女
書き殴らせてくれ…。

前にちょっと書きましたがドラマアンコールの
「ぬかるみの女」というドラマを観てました。
戦後を舞台にしたドラマで脚本は「細うで繁盛記」で有名な花登筺。
1話約30分で初めのシリーズが全190話、続編は83話あります。
私が実際に観たのは多分50話くらいで
録画するのが面倒なときはあらすじを聞いて補完してました。
で、夏から続いていた再放送が今日やっと完結したんですよ。
(以下全面的にネタバレあり)


この話の主人公は普通の人では考えられないような
人生の試練を与えられ続けるのですが、一方で人望・美貌・才覚に恵まれており
気丈な精神で困難に立ち向かって乗り越えていくのが痛快なドラマです。(多分)

子供3人を1人で育てるためにキャバレーのダンサー
(今で言うホステスみたいな感じ)になり
妨害してくるライバルを蹴散らして独立、
果ては大阪の北の新地に一流のクラブを持つまでになります。
この内容で全体の8割を使うほど紆余曲折あるわけですが
水商売において主人公は無敵無敗なのでそれは置いておきます。

問題なのが山村という男で、子供たちを切っ掛けに知り合った後に
主人公とも愛し合うようになるのですが実はこの男には妻がいます。
それは戦後のごたごたの中、山村の預かり知らぬ所で
籍を入れてしまわれたという事故であり本意ではありません。
そして本妻は本当に下種な女で目的はお金です。
普段は貞淑な妻を演じ、裏でお金をせびってきます。
お金を巻き上げるという目的のためだけに離婚に応じてもらえません。
(主人公=妾だと主張しており、
 妾に旦那を盗られた哀れな妻演じているので
 家庭裁判所に持ち込んでも離婚はできないらしい…よくわからんが。
 ちなみに主人公が経済的に支援してもらっている事実はない。)

主人公の子供たちはそれぞれ山村を父だと慕っていたのですが
この女が思春期の主人公の娘に色々吹きこんだせいで
仲良く暮らしていた家庭が崩壊したり
山村の実母の死を看取ったのは主人公とその子供たちなのに
訃報を聞きつけて暴力団を雇った女に葬式を牛耳られたせいで
葬式に参列できなかったりします。(山村は893に殴られ病院送り)

ついに山村は自らが社長を務める菓子工場を譲るから離婚しろと
交渉を持ちかけるも、銀行から融資を受けている(借金がある)
という事実でつっぱねられ、代わりに手切れ金1000万を要求されます。
※昔のドラマなので今の価値に直すと少なくとも5倍以上だと思われます。
子供たちの本当の父親になりたいと
そのお金を作るために働きづめになった
山村はガンで倒れてしまい余命3か月を宣告されます。

それから2か月が過ぎ、最期は主人公と子供たちに看取られたい
と願っていた山村ですが
今度は山村の死後遺産を相続するのを目論み
死ぬまでそばにいたという事実を作るためだけに
また暴力団を雇って寝たきりの山村を無理矢理連れて行こうとします。

以上ここまでが昨日までの内容。

あまりにも酷い展開に(本妻が品がない女なのも苛立たしい)
イライライライライライラしつつも
いつものように主人公が最後にはギャフンと言わせてくれると
信じて観ていたのですが、今日の最終回ですよ。


結局本妻に連れていかれてしまうことになった山村。
家には入れてもらえず涙ながらに着替えを渡します。
それを「御苦労さん。いくらで売れるやろ」と受け取る本妻。
主人公はなす術もなく泣き崩れてそれが山村との今生の別れに…。
う、うそやろおおおおお………

このドラマのメインテーマは多分女ひとりで生きていく、ですし
劇中も仕事の成功と女・母としての幸せは同時には掴めない
という内容のセリフがあります。
だから山村と別れることになるのは仕方がないと思っていたのですが
これはあんまりにも酷いじゃないですか…。
山村の人生は幸が薄すぎじゃないですか…。
ラストカットは担架で運ばれながら死の淵をさ迷ってる顔ですよ…凹。

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02月24日(火)
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