ID:40243
妄想にっき
by 有明
[570759hit]
■地に燃えるリコリス
死神でも似たようなシチュでパーティに行く事になって
シエルが女装してたような…気が…あれ?どうだったっけ?
とにかくドルイット・オン・ステージ!なパーティはあったと思う。
そっちでは使用人3人も出席していて
お着替えしても麦わら帽子つけたままの
河原田君きゃわわと思ったことは覚えているので。
死神はオリジナルストーリーだったから
もしかしたら原作の赤執事編のパーティエピソードを
持ってきたのかなって思いました。
原作未読なので適当なことを言っています。
舞台装置は過去作と比べて断然今回が良かったです。
初演は少ない予算で無理にお屋敷を作ったせいで貧乏臭くて
没落貴族でもこんなとこ住んでねーだろって感じでした。
ずっと正面のホールで室内のセットすらない体たらく。
死神ではセットを抽象的なものにすることで
色々なシーンを観客の想像で補うという形になって
白と黒を基調にしていてまあオサレ感は出てました。
初演は話がほぼファントムハイヴ家で進むけど
死神はドルイット伯爵も出てくるので
複数のセット作るのは無理と判断したのではないかと
勝手に思っていました。
そして今作。白く巨大なチェスの駒を並べるという
死神の抽象的なセットを踏襲しつつ、
あれプロジェクションマッピングでいいのかな?
ナイトの駒に茶色の毛並みを投影して馬車馬に見立てて
他の駒には流れる街の風景を流して
馬車に乗ってるのを演出してみたりと新しい試みがなされていました。
まあ駒がパカンって開いて中からセバスチャンが出てきたり
馬車に乗ってる人が自分で揺れてるのはシュールだったけど。笑
マダムレッドとシエルが興じたチェス
セバスチャンを駒として使うシエル
という全体的なテーマを象徴しているのがいいですね。
もしかしたらシエルを始め他のキャラも
盤上の駒にすぎないという意味もあるのかも?
死神が勝手に人間の寿命を決めてリストを出して
それを適当に選別して殺していく世界なんだから。
それとシエルのベッド
死神の時は3階席後方だったせいか
遠目には豆腐にしか見えなかったんですが
今回のはドレープと装飾で少し豪華になってました。
マダムの過去(走馬灯?)を映像として流すのは
まあアリかなとは思ったけど
少し尺が長いように感じました。
やっぱり舞台は生の役者が見たいです。
あと切り裂きジャックの演出がすごいかっこよかったです。
シエルの首を掻っ切る(?)みたいなところで
真っ暗になって消えるやつ。
マダムレッド以外の人々
・シエル(福崎那由他)
四代目シエルだそうです。
13歳ということで年齢制限のため楽挨拶の途中で帰ってしまいました。
(トリプルアンコールが終わってスマホの電源入れたら21時10分でした)
背が低いからもっと小さい子かなと思ったのですが
中学生なんですねー。ちっちゃくてとても可愛かったです。
シエルのメイクしてる時よりパンフの素顔の方がかわいい。
あまり仕事経験がない子みたいですが
声も通ってるし滑舌もそう悪くない。良いシエルだったと思います。
長セリフのとき少しセリフを読んでる感が強まったけど
初舞台であの大量のセリフを覚えて演じられているのがすごいです。
男の子っぽい顔だから駒鳥のドレスが似合わないのはしょうがない。笑
ドルイット伯爵に対して女の子のフリをしてるときの声可愛かった。
メインビジュアル見たときから思ってたのですが
もう少し背筋をピンと胸を張って立ってくれたら完璧だと思う。
しょごさんのシエル大好きだったけど
ほんまもんのショタはええですなあ。
・セバスチャン(松下優也)
初演から5年経ち今は24歳らしい。若い。
歌も上手だし声もいいし納得の配役だなあと毎回思います。
初演は歌のキーが高かったけど低くなりましたね。
腹と太ももがパンパンだったけど今回ちょっと痩せた?
顔のラインもシャープになった気がする。
挨拶のとき急に関西イントネーションになって
[5]続きを読む
10月12日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る