ID:40243
妄想にっき
by 有明
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■地に燃えるリコリス
パンフ2000円、パンフとビジュアルブックのセットが3000円です。

トレーディング缶バッジも1つ買ったのですが行方不明です。
どっかで落としてきたかな。



以下適当な感想です。

・ネタバレ注意
・原作未読
・アニメ1期1-4話、2期1話、3期完走
・ぼんやりとしかわかってません
・適当


今回のストーリーは
切り裂きジャックをモチーフにした原作の「赤執事編」
が元になっているそうです。これはアニメでやったのかな?
アニメは3期以外ほぼオリジナルだと聞きましたが。

女王の御用聞きみたいな貴族であるファントムハイヴ家(多分)の
当主であるシエル・ファントムハイヴは
女王の命を受け、巷を恐怖のどん底に陥れている
「切り裂きジャック」をなんとかしようと決意する。
彼はショタだが頭が良く、おまけに悪魔と契約して
執事としてこき使っているのでなんとかできるチートショタなのだ。
切り裂きジャックは娼婦ばかりを狙い、殺すだけでは飽き足らず
遺体をざっくざっくに切り裂いているらしい。
あまつさえ子宮を持ち去っている相当なド変態だという。
このおぞましい殺人鬼の全く意外でもない
火を見るより明らかな正体とは――!?というストーリです。(多分)


まあ思った通りの結末だったわけですが
冒頭に囚われのシエルがセバスと契約するところを入れて
事件解決後にこれからもこんな感じで2人でやってくんやでー
という風に締めていて、まとまりが良かったように思います。

何よりマダムレッドが本当に素敵だったので
それだけで観て良かったと思いました。
(ヒデ様と河原田君とたっくんを観に行ったはずなんですが)

マダムレッド役のAKANE LIVさんは
この舞台では上手すぎて逆に違和感があるくらいだった。笑
このエピソードのメインキャラなので
上手な方が演じられて芝居が引き締まっていたと思います。
千秋楽だったので舞台挨拶がちょこっとあったのですが
地声は可愛らしい声なのに
マダムレッドのときは折笠愛さんみたいな
艶のある姐さん声になってすごく素敵でした。

パーティのときの胸がちょっとリフトアップされていて
下品じゃない程度に背中が空いているドレス姿が
すごい好きだったのに
パンフにもビジュアルブックにも写真が載ってないのは
一体どういう了見なのかと言いたい。

黒執事の舞台やアニメを通して
初めて気に入ったキャラができたのですが
グレルが言っていたように、ただの女に戻ったマダムより
血に濡れたマダムの方がキャラ的には私好みではあるかも。
東京喰種のリゼさんのように。
ただマダムはシエルの叔母として揺れ動く心が
魅力のひとつであるキャラだとは思います。
根っからの殺人鬼でもないし、グレルに目を付けられなかったら
あそこまでハッスルしなかったかもしれない。
まあとにかく良い意味でマダムに全部持っていかれた舞台でした。
マダムへの拍手が一番大きかったので
そう感じた人が沢山いたに違いない。


この舞台でひとつ気に入らないことを言及するとすれば
ギャグがくどいところですね。
葬儀屋を笑わせるシーンは多分日替わりネタだと思うし
アバーライン警部とその部下の刑事のやりとりは
ネタに突っ走っていいと思うんです。
ドルイット伯爵も存在がギャグだし。
元々のエピソードが辛気臭いので
そういうエンターテイメント的な要素は緩急として必要だと思います。
でもセバスチャンのコメディチックなところが若干鼻に付きました。
使用人3人とのやり取りとかなら面白いなーと思うけど
殺人現場にシエルと2人で乗り込むシリアスシーンで
真面目なシエルの話の腰を折ったりするのはどうかと。
原作でもこんな感じなんかなー。
ここ笑う所です!みたいなリアクション取らなくても
真顔でグレルに酷いことをさらっと言うくらいが面白いと私は思う。


あとドルイット伯爵のパーティが
なんか既視感があったなって思うんです。
死神のDVDは買っていないのでうろ覚えなのですが

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10月12日(日)
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