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妄想にっき
by 有明
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■無理矢理テンションを上げようと試みているところです
一見完璧でデキる男に見えるが私生活はズルズル。

山咲希(CV立花)…本郷のレストランで働く有能なシェフ。
見た目は中性的な美人だが仕事には厳しく本郷に容赦ない言葉を浴びせる。

畠山慎一(CV小西)…山咲が以前働いていたレストランのオーナー。
山咲に並々ならぬ執着を見せる。2にのみ登場。



田舎でのほほんと実家の農業を手伝っていた少年(和葉)が
自分の店で出す野菜のために
契約農家を偵察していたレストランオーナー(本郷)と出会って
なんやかんやで上京。
本郷のマンションで一緒に暮らすようになり
紆余曲折あったけどラブラブになりましたよーって話です。

2はできあがった2人の前に障害(畠山)が現われて
かき回されるけど、実は畠山の狙いは山咲でしたよって話。


まあつまりラブコメです。
タイトルの「デキる男の育て方」は
18歳の少年の受けが育てられるんじゃなくて
仕事以外はダメダメの攻めを受けがいい男に育てていくという意味。

攻めは仕事は出来るんだけど
子供っぽくてワガママなところがあって
公私混同するちょっと面倒な人なのに憎めない不思議な人。
言うことをきかせるために
受けが大事に育ててるトマトを人質にとったりする。笑


私のお気に入りのCDの1つです。おもしろい!



原作はちんつぶと同じ大和名瀬さん。
この方のお話の登場人物は皆一生懸命頑張ってて癒されます。
私はもちろん原作も好きだけど
ちんつぶとデキる男〜、どちらもCDの方が面白いと思います。
なんか音声化するとキャラクターが生き生きする気がする。

このシリーズは主要4人の声がみんな合っていてすごくいいんだけど
やっぱり森川さんの演技が一番光ってます。
仕事中のデキる男風のイケメン声と
子供みたいにスネたり駄々こねたり
オヤジのような下ネタ言ったりの演じ分けが上手い。
コミカルな演技がすっごい面白いです。
これは聴かないとわからないから是非聴いてほしい。

ちんつぶ同様脚本も茶目っ気があって丁寧なのがいいです。
駄々を捏ねる本郷の
「とにかく俺は欲しいんだ!あの野菜が欲しい!」
「もう決めたんだ!」というセリフのあとに
「フン!」ってひとことが入ってたり
上機嫌な本郷のシーンで
♪ふんふ〜ん トマトってかわいい〜な〜まえ〜だな〜
って鼻歌が入ってたりする。
どちらも原作にはありません。

あと特筆すべきは野菜に絡めた下ネタ。
俺のキューリがズッキーニに…!はBL的名言。(断言)
比喩表現としてトマトもよく出てくる。笑

回想シーンの効果音がちんつぶと同じだなあと思ったら
2だけ演出の方が同じでした。



立花さんの声、1と2で微妙に違う気がする?
色々聴いて改めて思ったのですが
やっぱり2007年あたりで声変わりしてる気がする。
2006年のフリートークの声聞いたら今と大分違ったので
地声から変わってるみたいなんですけど…な、なんでだ?

1は若干声質が何と言うかモサモサしてる感じというか。
声の響きが少し籠って聴こえる。拓人をちょっと高くした感じ?
2はほぼ今の声かな。
いや、あくまでも私の印象なんですけども。

何回も書いてますがこの作品にはスピンオフである
「無口な恋の伝え方」があります。
美人声でビシバシ物を言う山咲がもっと聴きたいので
ぜひ出してほしい…。
素直な恋の伝え方もついでに音声化してください。
お願いしますよムービック様。

この間久しぶりに無口原作を引っぱりだしてきて
脳内再生を試みてみたけど
結構乙女なストーリーだから音声化したら
聴くのが恥ずかしいCDになりそう。笑

06月19日(日)
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