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妄想にっき
by 有明
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■Who killed Blue Robin ?

完結してない。

ブラックロビニアの主軸シナリオは
探偵・香津木零(CV鈴木達央)と刑事・如月秋羅(CV立花慎之介)
のW主人公の関係部分。つまりキャラゲー。

橘晃太朗(CV入野自由)を入れて中学からの親友トリオは
高校生になってからも仲良し。
高三になって秋羅は零の妹である澪と付き合い始め
きゃっきゃウフフな幸せな日々を送っていた。
そんな折、突然澪が何者かによって殺害される。
犯人の手掛かりはなく事件は迷宮入りに。

この事件をきっかけに零と秋羅は決別。
事件を解決したいという思いで
零は探偵に、秋羅は刑事に、晃太朗はWEBジャーナリストの道に進む。

ゲーム本編はそんな3人が
怪しげな館で再会し、事件を解決しつつぼんやり和解する話。
ちなみにゲーム発売前に出たプレリュードドラマCDでは
中学時代のエピソードが描かれているらしい。


1話の事件で久しぶりに再会して
澪殺害の過去回想が挟まれ、
2話でも協力して事件を解決して
次はいよいよ澪事件の真相解明かなーと思ったら
ゲームが終わってしまいました。
いやほんとに( ゚д゚ )えっ……?ってなった。

しかもラストであいつ怪しくね?みたいな会話があったのに。
プレイヤーには声で真犯人バレバレなのに。
投げっぱなしやめろよおおお
これどうするんだろう…またドラマCDでも出して補完するのかな。
じゃないと真犯人がのうのうと生きてて後味が悪いにも程がある。
零と秋羅も完全に和解してないし…
決別の理由が酷いというか零の気持ちもわからんでもないけど
秋羅が可哀想すぎるのでちゃんとしてやってほしいよお。


・テキスト

せっかく零と秋羅の2つの視点からのシナリオが読めるのに
最後までキャラに感情移入できなかったのは
テキストが神目線(第三者視点)だからだと思う。
「如月秋羅は○○○をした。」みたいな感じ。
だから自分が今動かしているキャラが
どういう考えを持っているのかわからずに置いてけぼりになる。
ノベルゲーでも主人公の考えていることがセリフ「」とは別に
()内で表現されることって多いと思うけどなあ。

かと思えばごく稀に「僕は○○○だと思った。」だとか
主人公視点のテキストも出てきて混乱した。

私が言うのもなんですけど
若干日本語がおかしいところもあってとにかく読んでてモヤモヤした。


・グラフィック

パケ絵はカッコいいけどゲーム内スチルは意外と良くない。
公式サイトやPVで使用されているのは
スチルの中でもかなり出来が良い方のもの。
枚数も少ない。(差分カウントなしで30枚)
なんでここにスチル入れた?って感じの絵が多い上に
構図とか微妙なのが多い。
スチルの線画だけを追うと結構平凡な感じで
つくづく流行り絵とは塗り依存のところが大きいなあと思った。
キャラは結構いいと思うんですけど。女の子がかわゆい。
最近ではあまり珍しくはないけど
立ち絵の目パチと口パクがすごく頑張ってた。

背景も枚数少ないけどそこそこ綺麗です。
ただ肝心の館のからくり部分のトリックの絵、あれは無理がある…。


・サウンド

メサイアと同じ所なので期待してたのですが
サントラを買う程ではなかったかなあ。
私は「ここにないもの」と「無限の回廊」が好きです。
「ここにないもの」はシーンにすごく合ってた。

OPは鈴達&立花のデュエット曲、
EDはそれぞれのソロ曲ですが私は鈴達ED曲が一番好きです。
立花さんの曲、あれは無茶ぶりな気がする…難易度高い。
EDに曲入るの知らなかったから
不意打ちで立花さんの歌声が流れ出して吹いてしまった。


・キャラクター&ボイス

探偵パート
香津木零(CV鈴木達央)探偵
橘晃太朗(CV入野自由)助手ポジション

刑事パート
如月秋羅(CV立花慎之介)刑事
神楽坂月彦(CV野島健児)先輩刑事

メインだと晃太朗が一番好きです。
超いいやつで泣けた。零面倒くさい。

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03月09日(水)
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