ID:38841
ちゃんちゃん☆のショート創作
by ちゃんちゃん☆
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■一昼夜【いちにち】(1) ネウロ・筑紫視点
「そのようですね。確かにその方が安全ですし、どっちみち警察の方で桂木探偵を保護しておいた方が、二度手間にならないでしょう」
「色々聞かねばならないことがあるからな。面倒なことだが・・・とりあえず当面の危機は去ったのだから、贅沢は言えまい」

 どこか安堵感を滲ませた声で、笛吹はそう告げ、再び黙り込んだ。筑紫も、それきり運転に専念した。


 長い一日の、始まりである。


≪続≫


*******

※本来だと案外空母の中って治外法権とかで、自衛隊とは言えどもそう簡単に入れないのかもしれませんが、まあ緊急事態だ、ってことで。それにしてもこの連載当時はまだ、防衛「庁」だったんですなー。読み返して見ると。・・・まあこの方が、フィクションとして都合がいいかも。

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01月25日(金)
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