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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■さだかや。
昨日に引き続き7月の日記ですよ御機嫌よう。
内容も昨日の続きであります。
昨日は土用の丑の日でしたね。「う」が付くものをたべるとよろしいそうで、だから鰻じゃなくていい訳でして。ね、源内先生。
鰻絶滅の危機のいま、さっそうと現れたる鰻蒲焼のパチもんうな次郎! 今年の土用丑は鰻じゃなくてうな次郎を食うんだと心に決めておりましたよ。ほんものよりもパチもん大好きの私ですから。

しかし。しかししかししかし。
も少し鰻感があるものかと思ってたのですが、あんまり鰻ではありませんでしたうな次郎。魚のすり身を加工して鰻の蒲焼を模したものなのですが、何か食感がふわふわでね。すり身じゃなくてほぐし身を加工した方が鰻っぽかったかもですよ。
秋刀魚蒲焼とか鰯蒲焼とかの缶詰が安価で販売されておりますから、そちらと白飯を組み合わせた方がより鰻丼ぽいものが食べられたような気がします。「う」は付いてませんが、食後の満足度を優先するならこちらかと。
土用丑に食うもので「う」が付くものを特に考えるのなら、「うまいもの」を食っておけばいいんじゃないかと思います。キャビアだって特厚ステーキだってゆでたまごだってふりかけごはんだって「うまいもの」です。
さて。
そろそろ上映期間終了を迎える「貞子vs伽倻子」を、すべり込みで観てきました。
公開前から観たくて観たくて、とても楽しみにしていたのですが、時間とお金が乏しくてもう観られないか、と諦めかけていましたところ臨時収入がありまして、急遽時間を捻出して劇場に足を運んだのでした。
正直言いまして、出落ち感は否めませんで話題性だけの作品かと思っておりました。公開前には貞子さんがTwitterやったり伽倻子さん(&トッシー)がInstagramやったり、しかもそれぞれすごくフレンドリイ(笑)だったり、「最恐総選恐」やったり、さだかや始球式対決やってみたり、公開日が近付くにつれてホラー要素はどんどん失われていくし、そういったものを私は「お祭り」として愉しんでいました。
ところが公開されますと、巷では「思ったよりちゃんとしてた」とか「きちんとホラーで、さだかやが対決する理由もちゃんとあった」とか、好評が目立つようになりましたので、これは劇場へ行くべきかと思うようになったのです。
然して、実際にそのようになりました。
さて映画。ここからはネタバレを含みます。未見の方はご注意を。
正直、冒頭から70分くらいは退屈です。貞子さんと伽倻子さんが相見えるに至る前提を語るパートなので二人とも特段活躍しませんし、伽倻子さんに至っては姿も現しません。呪われた家で姿を見せるのはトッシーだけ。
特撮ヒーローものを見ながら「まだ変身しないのー?」と発言する子供さんのような気持ちで観ていました。
「リング」シリーズで観たことがあるのは「リング」と「貞子3D」のみ、「呪怨」シリーズでは第1作をざっくりとしか観ていない私ですが、その私が見ても何だか両者とも呪いが簡略化されてますなあ。
貞子さんのビデオの呪いは「見てから7日後に死ぬ」だったのが2日後になってるし、ビデオの内容も随分短くなっていて、廃墟に貞子さんが現れるだけでもう井戸すら出てこない。まるでネット上でよく見る「忙しい人のための」シリーズみたい。
伽倻子さんのお家はもっと大きな邸だったように思うのだけど、住宅街のこぢんまりしたお家だったし。でも住宅街にあるのに裏にはとても広い土地があって大きな井戸(物語展開上重要)までお誂え向きにあったけど(笑)。呪いも「家に入った人限定」になってるし。
「呪い」業界も効率化の時代なのかしら。
で、貞子&伽倻子直接対決。
「バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ」ということで、二人は幽霊でも亡者でもなくバケモノ認定。
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07月31日(日)
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