ID:38229
衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■てんさい。
私が参加させて頂いてます幾つかのSNSのうちの一ツ、某SNSで「好きなP紹介バトン」(仮)というものを頂きまして回答したのですが、そのSNSで交流してくだすっている人とその外で私と関わる人とでは層が違うようなので、転載してみます。
SNSの人はみな共通言語というものがあって、特に説明もなくいきなり書き出して大丈夫だったのですが、それがSNSの外では何処まで通じるのかな、という興味もあります。
改めまして、「好きなP紹介バトン」(仮)。
※便宜上「P」となっていますが、P名を持たない人もどうぞ。
(註:「P」とは「プロデューサー」のことです。某動画サイトでは秀れた楽曲や動画を発表する投稿者には特にP名を与える慣例がある。動画のタグに「○○P」とあるのはその動画を投稿した人のP名。)
※ボーカロイドを持たないP(PV師等)もどうぞ。
※暫定版なので、お好きに質問追加どうぞ。
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■簡単に自己紹介してください
片田舎のしがない三文文士。喰うのは速いが書くのは遅い。
■今回語るPを簡単に教えてください
ニコニコ動画での名を「わんだらP」、そのほかの場所では概ね「F.Koshiba」と名乗っておられる、渋好みの曲をつくるアーティストかつVOCALOIDプロデューサー。
音も言葉も充分に研いでから衆目の前に出す。その周到なことに気付く人は稀れなのかもしれないが、一旦気が付けば目を離せなくなる秀作のつくり主。「伝説のKAITOマスター」なる称号を与えられている。
主にKAITOを主唱に使うが、ほかに初音ミク、がくっぽいど、巡音ルカと3人のVOCALOIDを使う。
作詞、作曲、調声以外に小説を書いたり絵を描いたりもする。ときどきネタも繰る。生真面目な風でいて、案外お茶目さん。
■そのPの代表作は?
「wanderer」(sm1550571)。
【ニコニコ動画】オリジナル曲「wanderer」 KAITO
生まれはインストルメンタル、後に歌詞が付き編曲が変わり、女声ヴォーカルによって歌唱され、その後に男声ヴォーカルによる歌唱、メモリアルエディションの成立、更に編曲が改められ……このように多彩に変遷した曲はほかに見られない。これだけ手をかけたということは、おそらくつくり主たるわんだらP氏御自身に、この曲についての特別な思いというものがあるのではなかろうか。
強い思いが詰まったこの曲がより多くの人々に知られることを運命づけたsm1550571が氏の代表曲と言って差し支えないものと考える。氏は「伝説のKAITOマスター」であり、氏が紡ぐ楽曲の上で遙か旅行く者として知られることとなる旅KAITO(氏がこのように呼ぶ)の、その旅の原点でもあるのだから。
また、「わんだらP」というP名の由来となった曲でもある。
■そのPを知らない人は、まずどの作品から視聴するべきでしょうか?
やはり「wanderer」(sm1550571)か。
氏の原点であること、スタンダードな4拍子であることから考えてこの曲から。初めての人にも馴染みやすいのではないだろうか。いきなり変拍子の曲を聴かせて吃驚されてもちょっと困る(氏自身が「万感吟遊」(ショート版:sm1632132)の投稿者コメントで「変拍子のため馴染みの薄さから受け入れられないかもしれませんが」と述べている)。
聴かせる相手がちょっとした通好みであったり渋好みであったりするなら「万感吟遊 ピアノアレンジ」(sm3996446)を。
【ニコニコ動画】オリジナル曲「万感吟遊(ピアノアレンジ)」 KAITO
■最初に視聴した、そのPの作品は何ですか?
おそらく「そよぐ真昼の歌」(sm2141441)。
【ニコニコ動画】オリジナル曲「そよぐ真昼の歌」 KAITO
「おそらく」というのは、「VOCALOID KAITO」を知ったばかりの私は「KAITO」タグの再生数の多いものやネット上の話題に多く上るものをとにかく片っ端から聴いていて、誰がつくった曲かということを確かめてはいなかったからだ。
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12月14日(月)
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