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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■闇を持ち寄り。
季節に一回程度のペースで、学生時代の同級生を中心とした人々と例会を開いています。主に、出席者が食べたいものを募って、それを自分たちで調理して食べます。但し、普通にはしないのが我々の不文律です。
昨日の記事に書きましたように、昨日もその例会でした。昨日の課題は中華まんとフォンダンショコラ。但し、どちらも「中身」があるものなので、出席者各々「闇」即ち「人として許される範囲内で「コレダケハ……」と思うもの」を一点を持ち寄るようにと予め定められていました。
たとえば中華まんだったら「肉まんだと思って食べたら中身がマシュマロだったよ!」なんてことが起こり得るようにしましょう、ということです。
中華まんの方は肉まん、あんまん、闇まんが各七個前後できたのですが、肉まんあんまんは当たり前においしくできていましたし、闇まんも泣くほどひどいものはありませんでした。中華まんの皮には結構何でも合うようです。プリンを入れた人もいたし、プチトマトを入れた人もいたし、前述のようにマシュマロを入れた人もいましたが、「御免、喰えない」というものはありませんでした。つまんない。
出色があったのはフォンダンショコラです。下の写真のように上手にフォンダンショコラはできあがりました。当たり前のフォンダンショコラと闇を包んだフォンダンショコラと、各一〇個ずつくらいできました。

見た目はできあがったすべてが上のようにおいしそうなフォンダンショコラですが、いざ食べてみると下の写真のように予想外のものが出てきたりする訳です。

これは私が当たったフォンダン塩昆布。フォークに刺した右側半分はチョコレートではなく塩昆布です。
「げ」と思う人も多いかと思いますが、フォンダン塩昆布は案外まずくはなかったです。むしろおいしい。塩饅頭みたいなもので、甘いものとしょっぱいものは割合を考えて取り合わせればおいしくなるようです。
それよりもおいしくなくて人によっては「御免、勘弁して」と言ってしまいそうなものが、フォンダンチーズでした。チョコレートとチーズは、ほんとうに合わない。
中でも強烈なインパクトがあったのは下の写真の作品です。フォンダンきくらげ。
きくらげ自体は特に味がないのでチョコレートの中に混じっていてもまずいことはないのですが、独特の歯ごたえが……。フォンダンショコラの中に、きくらげの歯ごたえを持ったチョコレートが入っていると思えば想像しやすいでしょうか。

いままさに土から掘り起こしたゴカイがうねうねと身をくねらせてフォークにからみついてきそうな、子供だったらトラウマになりそうなルックス。闇フォンダンショコラの中でも出色の作品であります。
ほかに、材料が肉まんの皮とほぼ同じだったのでつくってみたのがベーグル。案外つくり方は手間はかかりますが難しくなく、おいしそうにできましたし、焼きたてはほんとうにおいしかったです。

フォンダンきくらげの見た目があまりにもアレなので、最後はおいしそうなベーグルの写真で締めておきます。
【今日の慣れても】
一二年履き続けて履き慣れている靴で毎年靴擦れ。智恵が付いて予め踵にサカムケア。
04月16日(月)
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