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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■春こそ恋の季節。
本日は灌仏会でございます。仏教の開祖、釈尊ことゴータマ・シッダルタさんが御誕生なされた日です。降誕会、仏生会、浴仏会、龍華会、花会式、花祭などの異称もあります。冬の降誕節つまりクリスマスと対をなす世界規模で祝う御誕生日だと私は思っております。
真冬の降誕節に恋人たちが愛を囁き、ちらほらと舞い散る小雪に「ロマンティックね」と寄り添うことがあるのなら、春の灌仏会に恋人たちが恋を語り、はらはらと舞い散る桜花に「あなうつくしや」と感動をともにすることがあってもいいじゃないか、と私は思うのです。寒い冬よりも、むしろ多くが芽吹き番う春の方が恋人たちの季節としては相応しいではありませんか。
冬の降誕節にワインを開けて夜を徹するよりも、春の灌仏会に妖艶なる桜の木の下にて甘茶でかっぽれ。これこそ日本の恋人たちの、伝統に基づきかつ新しい記念の日の過ごし方ではないかと思う次第です。
で、恋人たちとまったく関係がない話にシフトしてしまって申し訳ないのですが、春と言えば私ども精神神経系の病いを持った者には調子を崩しやすいちょっと厭な季節でもあるのですよ。
精神神経系の病いの多くは精神や神経が過度に緊張してひどくなるものですから、リラックスグッズなどに手を出してみるのもよいかと、自宅近隣に一〇〇円ショップも開店したことですし、リラックスアロマなど購入してみたのです。
購入しましたのはラベンダーの香りの御香と香立て。購入したその日から使用してみてはいるのですが。

ラベンダーの色をしていて、火を点けると煙も出て、何となく線香くさくて、御香っぽいんですけどね、肝心のラベンダーの香りがしません。その上、煙たい煙たい。窓を閉め切ってると涙出るって。スモークされている気分。
こんなものでリラックスできるか。流石一〇〇円で二〇個も入っているだけのことはある。
これだったら、私は御寺さんでお参りするときに焚く線香の香りの方が好きです。写真の香立ては線香も立てられるようになっているので、ラベンダーもどきがなくなったら毎日香でも焚こうかと思います。
あと、誰かに言おうと思ってずっと言えずにいたことをついでにここで言っておきます。先月だか先々月だかに母と姉とが伯母が住む京都に遊びに行ってきまして、私に御土産を買ってきてくれました。これです。

「こんなん好きやろ?」
何の迷いも疑いもなく姉は言いました。……はい、大好きです。「切り捨て御免」と書いてある刀のぬいぐるみ。特に、柄を握るときゅうきゅう音が鳴るところなんてとても大好きです三六歳(誕生日前だったからね)。
【今日のときどきあるよね?】
「き○この山」の石突きだけ食べたいときって、あるよね?
04月08日(日)
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