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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■重曹は入れてません。
牛乳と卵と砂糖を混ぜて加熱するだけでプリンという御菓子になる。何という不思議。加熱の仕方はさまざまで、焼いたり蒸したり。何と炊飯器を利用してもできてしまう。

ということを知ったので、早速やってみた。
昨日から飲んでいる「うんまい牛乳」四〇〇tと、卵四個と、砂糖……は私は普段は使わずにカロリーオフの合成甘味料を使用しているのでそれを使った。
間違った。
ということは、御菓子をつくり慣れている人はもう判りましたね?

私が生活習慣病対策に砂糖代わりに使用している甘味料はアスパルテームというアミノ酸である。つまり「糖」ですらないのだ。一部の合成甘味料には糖が含まれているものもあるが、アスパルテームは甘いけれど糖とは無関係。
砂糖は、菓子づくりにおいてはただ甘い味を付けるだけではなく、菓子としてふくらませたりかたちを整えたり、味に深みを与えたりする重要な役割を果たすものだ。甘味料には代役は務まらない。

ということに、混ぜてしまってから気付いた。仕方がないからそのまま加熱。できたものは悲しいくらいに風味がプリンではなかった。……「御料理にも使える」が売りの甘味料なのに。
甘くないプリンと、風味が抜けた茶碗蒸しは、とてもよく似ている。
不味いとは言わないが、旨くない。どちらかと言えば不味いに近い。でも食べられるものばかり混ぜてでき上がったものだ、捨てるに忍びない。だから食べた。風味も甘味もないからきな粉をかけてごまかしながら食べた。きな粉まみれにした。食べられた。きな粉偉い。

旨いものと旨いものと旨いものを混ぜて旨くないものをつくってしまった。ちょっと魔法使い気分である。「すべてが不味くなる」あの魔法の粉は使っていないのに。


【今日の控えめに提案】
市川海老蔵氏を「エビちゃん」と呼ぶのはなしですか。
02月13日(火)
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