ID:38229
衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■本望だ。
13.love me, I love you
14.ねがい
15.juice(ステージ大回転。まわり過ぎ)
16.IT'S SHOWTIME!(火薬爆発)
17.愛のバクダン(飛行船登場、愛のバクダンばらまく)
------- encore -----------
(MC)
1.OCEAN
2.BANZAI
3.ultra soul
(おつかれー!)
(退場:Dear my lovely pain)
3曲め「Fever」でジャケットを脱いだイナバ兄貴、下のシャツはノースリーブでまた笑かしてくれる。袖なしでネクタイか……(ぷ)。露わになった三角筋(肩口の筋肉)と、シャツ越しに窺える向背筋(背中の筋肉)の発達具合いに「それ、狡いわ」と呟いてしまいました。済みません筋肉フェチで。
TVに出演したときにはよくマグネシウム発火(どかーん!と大音量で爆発するやつ)を使用していますが、今回は爆発でなく炎がステージの端っこから高く噴き上がりましたよ。後で「IT'S SHOWTIME!」でどかーん!とやりますが。
火を噴き上げるために消防法上の許可を取るのが大変だったんだろうななんて思ったり。
MCは1回ずつはそれほど時間を取らず、小分けに沢山、という感じ。MCに入るたびに「どうも有難う」と言ってくれるのは、かなりめずらしいのでは? こんなに沢山「有難う」を言うアーティストを、ぼくはほかに知りません。
デビュー16年、CD売上記録保持、発売CDすべてランキング1位と輝かしい記録と実力とキャリアを持つ彼等ですが、少しも驕ることなくいつも謙虚なのがさわやかですらあります。終演時には毎回、深々と腰の位置くらいまで頭を下げて御辞儀してくれますしね。
「今日は空っぽになっていってください」と淡々と、そして毎度の如く咬みながら話すその口調は、相変わらず教師口調。ホームルームみたいです。10年以上やっていても喋りだけはあんまり上手にならないのは御愛嬌。流暢にならないでほしいな、とも思います。
声を出したのがイナバ兄貴だけだったのが、ちょっと寂しかったですね。メンバー紹介のときだけでも松本親方やサポーターのみなさんの声を聞かせてほしかったなあ。
アルバム「THE CIRCLE」を聴いていて、「睡蓮」の出だし部分のイナバ兄貴の声に毎度毎度とろけそうになってしまうぼくですが、この日の生音では松本親方のギターの色っぽさに魂を抜かれました。頭頂部から魂がすう……っと抜けていくのが判りました。だもんで、虚空に両手を伸ばして「待ってー返してー」とあわあわやってしまいました。
弦楽器一本で人の動きを封じてしまう。すごいや親方。
「Mannequin Village」ではステージの周囲にずらりとスタイルのよろしい女性マネキンが並び、その間を縫って歩きながら、そしてその胸や尻をさわりながらイナバ兄貴が歌います。きちんと「エロい」さわり方を心得ているところが憎い。こういうエロ演出をさせたら日本一なのかもしれない。
「Mannequin Village」だからマネキンが並んだのですよね。違う曲で同じ演出をするとすれば、やはり生お姉さんが並んだのだろうか、と「RISKY」の頃に水着のお姉さんがステージ上に大量に現れたことを思い出しました。同行の友人は「これがほんとの"LADY-GO-ROUND"だね」と言っていました。ステージが回転鮨のようにくるくるまわっていたので。
「BLACK AND WHITE」の曲はじめに、ほんものの炎が点った松明を掲げた人が何人もステージに上がり、例のステージのくるくるまわる部分(円形ステージの真ん中は固定されていて、縁の部分だけが回転する)に松明を立てて、ステージからぞろぞろ降りていきました。客電が落ちた闇の中に真っ赤な炎が幾つも点って揺らいでいるのを見ていると、怪しい気分になります。
円形のステージにぽつぽつと火が並んでいるさまは、ろうそくが立ったケーキのようでもありました。この曲のときにこそステージを高速でまわして火を消してみればよかったのに(笑)。
「誕生日のうた」は未発表曲。「BUZZ!」(95年)の「LOVE PHANTOM」、「FIREBALL」(97年)の「DO ME」みたいなものですね。後にアルバムに収録されるとうれしい。
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09月19日(月)
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