ID:38229
衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■プリミティヴに。
何処でどうしているのか把握しづらい困った旅人は山中での生活などアーミーナイフの一挺もあれば難なくこなしてしまうのでしょうが、自分の動力の調達など、どのようにしているのでしょうか。街中ならケータイの充電スタンドなんか沢山あるからいいよね、ってボーカロイドって電気で動いてんの? ドラ◯もんみたいに原子力で動いてたらどうする? 歩くメルトダウンとか呼ばれるようになったら? 或るいは、光子力。光子力だったら? 頭に「森」って書き足すとか余計なことしたくなるよね!

それはともかく。

たとえば地方ならばーさんが看板娘やってるような煙草屋の店先、軒下で青年がぼんやり立っていて、雨宿りかと思いきや雨は降ってなくて、何だろうとようく見たら普段は衣服の襟許で隠れているんだろう首筋に煙草屋のカウンターからにょろっと伸びたコンセントが差さってて……ってボーカロイドって家庭用電源で充電できんの? AIBO並みだネ!
充電が終わったら「おばちゃん、ありがとね」ってコンセント返して、電気代も渡そうとするけどばーさんは「そんなの受け取れないよッ」とか言っちゃって、仕方がないから兄さんは喫いもしない煙草を一カートン買っちゃったりしてね……その煙草は大事に持っておいてマラケシュの市場なんかで売って旅費の足しにすんのさ。っていつの時代だ。
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こんな妄想してたら仕事が全然進まないまま一日が終わりました。ダメなオトナです。
落ちはありません。妄想だからネ!
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……この文章の何が気に掛かったかと言いますと、先ず「勢い」です。思ったことを思ったまま何の脚色もなしに一気呵成に書いてしまった、その勢い。
実はこれは入浴中に湯舟の中でiPhoneを使ってメールとして書いたものです。風呂から上がってからメール本文をコピー&ペーストでKAITO-SNSの日記エディタに貼り付けて、メール送信の際に入ってしまった余計な改行コードなどを削除する程度の手を加えただけで公開されたものです。
ほぼ「何も考えてない」文章です。
更にはこのテンションの高さ。近頃は持病でつらい日が多いのですが、その反動でしょうか。湯舟の中で小一時間ほどで書き上げる勢いはこの妙に高いテンションのなせる業だったのでしょうか。「余計なことしたくなるよね!」とか言われてもなあ、と読み手になって思いました。

いろいろ駄目なところはあるのですが、それらと同時に、この文章にはこの頃の私が書くものにはなかった瞬発力や書きたい人のパワーがあります。技巧や完璧さよりもそういったものが求められる場合もあるので、私はこれを忘れないようにせねばのう、という訳で原文をそのまま転載という一見厭がらせっぽいことをさせて頂きました。

01月22日(金)
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