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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■大放出。
秋刀魚の蒲焼丼です。秋刀魚を三枚に下ろして一ト口大に切り、醤油、酒、味醂、砂糖の蒲焼きたれに漬け、更に片栗粉をまぶして焼きます。焼けたら炊きたて飯の上に。
これだけだと殺風景なんですよね。何か彩りよく御野菜をどうにか調理したものを添えた方が、食後の満足感は大きくなるのだと思います。
そうは思っても面倒だったり材料がなかったりでいつも主食とメインだけの食事をしてしまいがちです。

■仕事の部屋で。



十五夜には月見をしました。仕事部屋の仕事をしている位置から窓外を見上げると、丁度満月が見えます。この月を観賞しつつ、月見団子を頂きました。
例年、十五夜は月が陰っている方が多く、月見団子は月を見ないで食べてしまいがちだったのですが、今年の中秋はきれいな月が見放題でした。
関西の月見団子は涙滴型(ほんとうは里芋を模しているらしいです)で、中に餡が入っていたりいなかったり外側に餡の帯が付いていたりします。私は学生を終えるまでまん丸い月見団子を見たことがありませんでした。
しかし、近頃は近隣のスーパーマーケットでもまん丸い月見団子を扱っていて、店舗によっては涙滴型の関西風団子を置いていないということさえあります。
私が思う月見団子は、涙滴型で餡が入っていないものです。いまは亡き私の祖母が幼い私に食べさせてくれたのは、これだったのです。団子に味は付いていますが、祖母は砂糖を付けながら食べていました。

■大関さんの米づくり。



一見、日本酒ですよね。日本酒メーカー大関とJTの共同開発。「米づくり」。まろやかな米の旨味はじける。国産米天然水仕込み。ラベルデザインもボトルデザインだって。
でも、よーく見ると「炭酸飲料」、「※お酒ではありません」と書かれています。ペットボトルだし。
炭酸のジュースです。味は、カルピスソーダを極限まで薄くした感じの、子供だったら「味がない」とか言うかもしれない、そんな味です。後口に残る風味が、日本酒に近い。米を材料にしているだけあります。
デザインもこんなだし、風味も微かに酒っぽいので、下戸の人がお酒を飲んでいる気分になるには丁度いい商品ではないでしょうか。期間限定販売らしいので、気になる人は早めにお近くの御店へ。

■和む電車。



かかりつけの心療科の直近にある院外薬局の直ぐ傍に、線路があります。JRの駅の構内です。その、正面玄関から一番遠いプラットホームは、JRではない電鉄会社が使用しています。名物駅長がいる会社です。
この電車は、その駅長の姿を模したものです。
遠くにしか写っていなくて見づらいのですが、この電車、正面にヒゲが生えています。右に三本、左に三本。これは我が郷土のスター、スーパー駅長たま卿をイメージした「たま電車」です。はっきり見える写真はこちら
当たり前の日常の中に当たり前に組み込まれた非日常。気怠い診察待ちや薬待ちの間にちらりと見えるだけで気持ちがちょっと和らぎます。

■ぁゃιぃ。
その駅前商店街は随分前から寂れていて、営業している店よりシャッターが降りたままの店の方が多い。日中でも静かな、寂しい街だ。そこを通り抜けるべく私はてくてく歩いていたのですが、そこで目に付いたのがこれ。



如何にもできたばかりの新しい、かつ急拵え感の拭えない店構え。事業主の趣味が洩れ出してしまったかと思わせるカラーリング(虎か、虎ファンなのか)、関西でしか許されないという以前に関西でしか考案されないであろう店名。コンピュータRPGの中でしか見ないと思われていたドル袋が実際に掲げられている看板。
あ や し い 。

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10月09日(金)
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