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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■たまげた。
前半12巻くらいは少女漫画らしく乙女好みのうれし恥ずかし初々しい少年少女のキラキラした恋話で、だからと言いますか、いいトシのおじさんである私には少々退屈でなかなか読み進まなかったのですが、第13〜20巻(作者が「有馬編」と呼ぶ部分)から暗い御話になってきて私はどきどきしながら読みました。この辺りの暗くてどろどろした負の連鎖だの愛憎だの怨恨だの憎悪だのという少女漫画には幾らか重い、横溝正史先生的展開はなかなか私好みでした。
狂気と苦痛が沢山混じり込んだ物語はとても好きです。
友人が御菓子を買ってきてくれました。カフェインスナック。

どうして「カフェイン」を主としたスナック菓子をつくろうと思っちゃったかな。誰か止めなかったのか。
写真は抹茶ラテ味。もう一つキャラメルマキアート味というのもあります。
食べてみた感じは、そこそこおいしいスナック菓子です。なーんだ、と思って嚥下すると、数秒遅れで来ます。カフェインの、渋柿に似た苦味が。咳止めシロップの苦味と言った方が判りやすいでしょうか。後口にじわーっと残って、いやーな苦味が喉に絡みつくようです。そしてそれが尾を引いて次第に薄れていく。
当たり前においしいコーンパフにそこそこおいしい味がついていて、ここで完結していれば御値段に見合った普通のスナック菓子でいられたものを、カフェインを入れてしまったばかりに、ちょっといやーな気分で食べ終わる菓子になっています。激烈に不味い訳ではないところが質が悪い。
いっそ「文句なく不味い」のであれば拒んでしまうこともできるのに。カフェインのいやーな苦味が嚥下する瞬間から数秒だけなので、それが引くと「もう一つ食べてみようかな?」という気になってしまう。そして食って食えない味ではない。厄介。
もし入手なさいましたら、空腹時に召し上がることをおすすめします。
01月26日(月)
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